私はUber eatsとmenuで配達しています。
一社だけでは鳴りが少なく思うように稼げない時は、双方のアプリを同時に立ち上げて注文を待つ同時オンラインにしています。
そうしておいて、先に鳴った方の注文をとる、というやり方です。
同時オンラインにすることで注文の窓口を増やし、効率よく稼ぐことができます。
この記事では、同時オンラインの方法と、同時オンラインにする際に注意すべきことについて書いてみたいと思います。
そもそも同時オンラインはOKなのか?
Uber eats、menu共に、他社アプリと同時オンラインにして注文待機することを禁止する規約はありません。
よって、受注するまでの間、双方のアプリをオンラインにしておくことは問題ないと考えます。
ただし、同時配達はNGです。
同時オンラインと同時配達の違い
正式な用語というわけではないものの、配達員の間では「同時オンライン」と「同時配達」は明確に区別されているようです。
同時オンラインとは、上述のように複数のアプリを同時にオンラインにし、注文を待つこと。
そして、受注できたらその時点で他社アプリはオフラインにします。あくまでも、一度に受注するのは一社だけ。
注文数を増やすことができ、配達に支障もないため、こちらはOKです。
いっぽう同時配達とは、配達中に他社の注文を受け、配達することを指します。同時受注ともいいます。
同時配達は遅延に繋がるため、menuには明確に同時配達を禁止する規約があります。
他社の配達とmenuの配達は、配達の遅延につながるため、同時に行っていただけません。
配達クルーガイド
同時配達が発覚した場合、最悪アカウント停止になる可能性もあります。
そうでなくても、レストランや注文者に迷惑が掛かる可能性が高い行為ですので、絶対にやめましょう。
まぁ規約で禁止されなくても、ビビリの私は同時配達なんて恐ろしいこと、やりたいとは思いませんけどね…
数珠やダブル配達でさえイヤなんですから。
同時オンラインは稼げないのか?
同時オンラインは複数社に力が分散してしまうため、却って稼げないという意見もあります。
Uber eatsの場合、クエストが達成できず追加報酬を逃してしまう。
menuであれば経験値が貯まりにくくレベルアップが遠のくため、これまた追加報酬を取り損ねてしまう。
これが「同時オンラインは稼げない」と言われる所以です。
確かに、一理あると思います。
いずれかのサービスが「そこそこ鳴る」エリアであれば、その一社に絞って追加報酬を狙った方がより稼げるでしょう。
しかし、Uber eatsもmenuも、両方ともさほど鳴らないエリア、或いは鳴らない日というのが現実にはあります。
そんな時にクエストやレベル上げにこだわって一社に絞っても、結局全然鳴らず稼げない… なんてことにもなりかねません。
そのような状況では、会社は問わず1件でも2件でも多く受注することが最優先になります。
特にあまり需要が高くないエリアでは、複数のフードデリバリーサービスの併用はむしろ必須だと感じます。
同時オンラインにする方法
同時オンラインにするのに、難しいことは特にありません。
スマホも1つで大丈夫です。
Uber Driverとmenu配達クルー用、双方のアプリを同時にオンにすれば良いだけです。
画面上はいずれかのアプリが表示され、もう一方のアプリはバックグラウンドで作動している状態となります。
どちらが表でも裏でも注文は入りますし、注文が入れば通知がくるので問題はありません。
ただし、私は必ずUber Driverを表、menuを裏にしています。理由は後述します。
受注後は他社アプリを必ずオフラインに
受注できたら、他社アプリ(受注しなかった方)を必ずオフラインにしましょう。
これを忘れると、配達中に他社アプリが鳴り出して焦ったり、慌ててオフにしようとして間違えて受注してしまう可能性があります。
特にUber Driverはワンタップで受注できてしまうため、けっこう危険です。
受注したら即、他社アプリをオフラインにする。
ここまでを一連の作業として、配達開始する前に完了させるようにしましょう!
同時配達(同時受注)を避ける工夫をしよう
Uber Driverを表、menuを裏に
先ほど、私自身は基本的に、Uber Driverを表、menuを裏にしていると書きました。
menuの受注は早押しになるので、menuを表にしておいた方が良いのでは?と思う方もいるかもしれません。
私がUberを表にしている理由を説明します。
menuは鳴る前にポップアップで通知が来る
最近はmenuでは注文を探知すると、アプリが鳴るより先にポップアップで通知が出るようになりました。
(ちなみにiPhoneです。Androidの場合は分かりません)

このように「配達検索中の注文があります」という通知がくるものの、実際にアプリが鳴るまでに少しタイムラグがある… という感じ。
もちろんUber Driverを表にしていても、menuのこの通知は表示されます。
私はこの通知が来た時点で、先にUber Driverをオフラインにしてしまいます。
そしてmenu画面切り替えて、しばらくすると注文が鳴るため、そのまま早押しで受注します。
誤タップによる同時受注を避けられる
私がこのようなやり方をしているのは、意図せず「同時受注」状態になってしまうのを避けるため。
ちょっと慎重すぎるかもしれませんが、ワンタップで受注できてしまうUber Driverが、やっぱり怖いなと思うからです。
以前は私もmenuを表、Uber Driverを裏にしていました。
menuが先に鳴った場合、早押しで受注してからUberをオフにする、という手順でした。
しかし、稀にですがmenu受注後にタイミングよくUberが鳴ることがあるんです。
当然、menuを受注済みですからUberは断るしかなく、×ボタンで拒否すれば問題ありません。
ただ、問題は「誤タップ」です。
アプリをオフラインにするボタンと、受注ボタンは同じような位置にありますよね。
そのため、menu受注後にUberをオフラインにしようとして、間違って受注してしまう可能性がないとも限りません。
実際、何度かひやっとした経験があります。
こうなると、既にmenuは受注しているし、意図せずUberも取ってしまったし… で、「同時受注」状態になってしまいます。
Uberの方をキャンセルすればいいじゃん、と思うかもしれませんが、できればキャンセルはしない方が良いし、ちょっとした工夫で同時受注を避けられるならそうした方がいい。
以上の理由から、私は
- Uber Driverを表、menuを裏に
- menuのポップアップ通知が来たらUberをオフにする
- menuアプリに切り替えて受注する
という手順を踏むことを徹底しています。
ポップアップ通知が出てから実際にmenuアプリが鳴るまでタイムラグがあるため、早押しにも支障はありません。
逆にUberが先に鳴った場合は、特に難しいことはないと思います。
普通にUberの注文を受けてから、menuアプリに切り替えてオフラインにすればOK。
この時万が一タイミングよくmenuが鳴ったとしても、menuの受注は長押しですから、間違って取ってしまうことはまずありません。
そんなわけで私はUber Driverを表、menuを裏にしていますが、正直こうした細かい部分は各自がやりやすい方法で良いと思います。
まとめ
あまり鳴らないエリアで稼働する場合、複数のアプリを立ち上げて注文を待機する同時オンラインは有効です。
しかし同時オンラインにするということは、誤操作により同時受注・同時配達の状態になってしまう可能性が常にある、ということ。
そして同時受注、同時配達は絶対にやってはいけないことですから、操作ミスが起こらないよう、細心の注意を払う必要があります。
- あまり鳴らないエリアでは同時オンラインがおすすめ
- 同時オンラインはOK、同時配達(同時受注)は絶対にNG
- 受注できたら即、他社はオフにすること
- 特にUber Driverの誤タップには要注意
Uber eatsとmenuで掛け持ちを検討している方の参考になれば幸いです。