通帳・印鑑・キャッシュカードなしの旧姓の休眠口座を解約した話

雑記

最近、大学時代に開設したある地方銀行の口座を解約しました。

完全に私が悪いのですが、かなり厄介な状態で… 解約は非常に大変でした。

自分のいい加減さを晒すようで大変恥ずかしいのですが、中には同じ状態で困っている方もいるのではないかと思い、この記事を書くことにしました。

ぐる子
ぐる子

休眠口座を解約できなくて、困っている方の参考になれば…!

解約した銀行口座の状態

今回解約した銀行口座は、私の長年の怠慢により以下のような状態で放置されていたものです。

  • 10年以上利用なし!
  • 口座名義が旧姓のまま!
  • 住所も大学生の時のまま!
  • キャッシュカードも通帳も紛失!
  • 旧姓の届出印もない!
  • 口座番号も分からない!

この記事は、通帳・印鑑・キャッシュカードなし、口座番号不明の休眠口座をどのようにして解約したのか、私自身の体験を綴ったものです。

ただし銀行によって手続きは変わりますので、「こうすれば絶対に解約できる」というものではありません。

参考程度にお読みいただき、実際の手続きについては直接金融機関にお問い合わせください。

旧姓のまま休眠口座となった経緯

この銀行口座は、大学時代に開設したある地方銀行(A銀行とします)の普通預金口座です。

まずはなぜこの口座が旧姓のまま休眠口座となってしまったのか、その経緯を記しておきます。

大学時代、私は地元を離れ地方の大学に通っていました。

A銀行の口座は、大学の授業料の引き落としに指定されていたため開設。4年間は、授業料の引き落とし用に利用していました。

大学卒業後、就職と同時に東京に転居したのですが、その際銀行に住所変更の届け出をしませんでした。

就職してからの数年間も、その口座は給与口座として使っていました。

利用をやめたのは、結婚して姓が変わった時。

本来、ここでA銀行の名義変更をしなければならなかったのです。しかし地銀であるA銀行は遠方のため、億劫に感じた私はここでも名義変更の手続きを怠りました

代わりに近所に支店があったB銀行(メガバンク)の口座を新たに開設、そちらを給与口座に指定したのです。

遠方とはいえ、窓口に行かなくても郵送でやり取りする等、別の方法もあったでしょう。

いま思えば、A銀行に電話して手続きについて問い合わせればよかった、それだけのことです。

でも非常に横着だった私は、それよりも新たにメガバンクの口座を開設する方が早いし楽だと踏んだわけですね。

預金を引き出す際にも、地銀だと手数料が高かったり、そもそも取り扱いATMが少なかったり、何かと不便だし。

給与口座にするならメガバンクの方が好都合じゃん!と…。

というわけで、A銀行についてはそれ以降、全く利用がないまま放置されることとなります。

さらに悪いことに、その後何度か引越しをする中で通帳・キャッシュカードも紛失してしまいました。

しかし預金残高もほとんどないことを分かっていたため、紛失の届け出もしませんでした。

旧姓の届出印にあたっては、「もう使うこともないし、要らないよね」と棄てたような記憶もあるようなないような…。

自分で書いていてもイヤになりますが、若いころはもう本当にいい加減でした。

このように数々のいい加減な行動が重なった状態で10年以上が経過し、私のA銀行の口座は、休眠口座と化してしまったというわけです。しかも、旧姓のまま…。

使っていない旧姓の口座を持っていることが急に不安になる

ここ数年は、その口座のことはほぼ忘れた状態で暮らしていました。

ところが昨年あたりから、今後は銀行の休眠口座に手数料が掛かるようになる、なんてニュースを見聞きするようになりました。

併せて利用していない銀行口座が犯罪に使われるケースがある、などという話も聞くようになり、急にA銀行の口座を放置していることが不安になってきたのです。

まず手数料に関しては、残高の数百円が惜しいわけでは全くありません。

心配だったのは、もし今後休眠口座に手数料が徴収されるようになったとして、残高が足りなかった場合にどうなるのだろう?ということでした。

現実的にあり得ないとは思うけれど、口座が存在する限り手数料が課されるとしたら… 不足分が延滞金としてカウントされて、膨れ上がった頃に請求が来る、なんてこと… まさかまさか、ないですよね…?

常識的にまずあり得ないのですが、そんなことを考えていたら急に落ち着かなくなってしまいました。

また、休眠口座が犯罪に利用されるケースがあるというのも、何とも不安な話です。

私の場合、ただ利用していないというだけでなく、通帳もキャッシュカードも紛失しているのですから…

もし悪い奴に拾われて、悪用されていたら…?

昔なら、「悪用」といっても預金を引き出す程度だったと思います(というより、私自身が当時はその程度の認識しかなく、仮に被害があっても大したことはないと思っていました)。

たかが数百円、引き出されたところで痛くも痒くもないもんね、と思って放置していたのですが、今の時代「悪用」といったら何をされるか分かったものではありません。

万が一、盗んだお金の入金先にされたりなんかしたら…!? と、そんなことを考え始めたらもう心拍数が上がってしまい、これは何としても解約せねばならぬと思うようになりました。

確実に休眠口座となっているなら、却って犯罪に利用される可能性は低いのかもしれません。

しかし、私の口座に関してはそもそも休眠口座になっているかどうかも不明な状態でした。

住所変更や名義変更を怠っていたため、仮に銀行が何らかの通知を発発送していたとしても私の手元には届きようがないのです。

今さら慌てるくらいなら初めからちゃんと手続きしとけよって話ですが、そこは後悔しても始まりません。

悩んだ末、口座を開設したA銀行の支店に電話をして、相談してみることにしました。

ちょっと前置きが長くなってしまいました。

一度目の電話では解約を断られる

支店に電話をし、口座の解約をしたい旨を伝えました。

ただ問題があって… と、続けて口座名義が旧姓のままであること、現住所も変わっているが変更を届け出ていないこと、通帳・キャッシュカード・届出印も紛失していること、口座番号も分からないこと等を伝えると、徐々に電話口の相手の反応が渋くなっていくのが分かります。

まぁ、当然ですよね。本人であることを証明できるものが、何一つないのですから…

私自身、すごーーーーく迷惑な問い合わせをしているという自覚はあったので、可能な限り低姿勢で「この状態から口座を解約するにはどうすれば良いか」を尋ねました。

しかし回答は、「解約はできません」

現状、休眠口座になっているかどうかも「お伝えはできかねます」ということでした。

要は本人確認がとれないため、何者かも分からない電話の相手に対して口座の状況を教えたり、手続きをしたりすることはできない、ということです。

銀行としては当たり前の対応ですね…。

話した感じ、私の「口座番号が分からない」という状況がとにかく致命的だったようです。

口座番号さえ分かれば、この電話でもどうにかなった可能性はあると思います。

が、通帳・キャッシュカードを紛失してから既に10年近くが経過しており、家の中のどこをどう探しても口座番号が見つからないことは分かり切っていました。

その口座に仕送りなどしてもらったこともないですし、実家に問い合わせても分からないでしょう。

電話口の方からは、A銀行では(私が心配している)休眠口座からの手数料徴収について、今のところ予定はないことを教えてもらいました。

が… 「今のところ」予定はなくても将来的にどうなるかは分かりませんし、自分が管理できない銀行口座が、永久に残り続けることには不安があります。

犯罪に利用される可能性が云々、という問題も解決しないし…。

ぐる子
ぐる子

私は紛れもなく口座開設者本人だし、どうしても解約したいんだよ…!

そこで再度、何か方法はないでしょうかと尋ねてみました。

姓や住所が変わったことについては、証明書を提出できます、と。

一番の問題は口座番号が分からないことでしたが、逆にいえば口座番号以外で、銀行に登録されているであろう情報であればほぼ把握していたので、それらの内容を電話口で伝えました。

これでダメなら諦めるしかないと思いましたが…

なんと!「それでは支店内で確認してみます」との回答をもらうことができたのです!

後日、折り返しの電話をもらえることになりました。

ただし、「おそらくダメだとは思うが」と念を押されはしましたが。

二度目の電話で本人と認められ解約が可能に

1~2週間後、A銀行から電話がありました。前回担当してくれた方でした。

前回の電話の雰囲気から私も半ば諦めていたのですが…

なんと! 上司と相談した結果、前回の電話の内容から口座名義本人と認めてもらうことができたようです。

会話の内容は詳しくは書きませんが、総合的に考えて本人と認めて問題ないと判断してもらえたということだと思います。

口座番号をその場で教えてもらうことができました。

やはり10年以上利用がないため、休眠口座になっているとのこと。

通帳やキャッシュカード、届出印の紛失届等の手続きをした後にはなるものの、口座の解約は可能ですと言われました。

A銀行は地方銀行ですが、幸い東京にも一店舗だけ支店があります。

諸々の届け出と口座の解約は、そちらの支店で行うことにしました。

そもそも引越や結婚の際、東京支店でサッサと手続きをしておけば、こんなややこしいことにはならなかったはずですよね…。

心底後悔、反省しています。

ちなみに、口座を解約したいけれど近くに支店がないという場合には、「代理取立」という手続きで解約することもできるそうです。

A銀行でなくても、最寄りの銀行から手続きをすることで、A銀行の預金残高を振り込んでもらうという方法です。

ただし私の場合、そもそも預金残高が少なすぎて振込手数料に満たなかったため、「代理取立」はできなかったんですけどね…。

担当してくださった方が親切で、本当に助かりました。

というか、申し訳ないです。

何度もお礼を言い、その後の手続きについては直接東京支店に確認することにしました。

東京の支店で無事に口座解約手続き完了!

後日、改めて東京支店に電話をし、窓口訪問の予約を入れました。

ここまでの経緯を話し、支店にも既に話をしていることを伝えたものの、やはり若干不審そうな反応ではありましたね…

なぜずっと放置していた口座を今さら解約したいのか、ということをやんわり訊かれましたし、通帳もキャッシュカードも紛失しているのになぜ口座番号が分かるのか、ということも確認されました。

まぁ、仕方ないですよね。全てそのまま話しました。

解約手続きに必要なものは、本人確認書類と印鑑(いずれも現在の、新姓のもの)。

そして、旧姓を確認できる書類。これについては役所で戸籍謄本の写しを取得するつもりでいましたが、昔の運転免許証でも良いとのことだったので、奇跡的に残っていた結婚前の運転免許証を持っていくことにしました。

解約の前に、名義の変更やキャッシュカード、通帳、印鑑の紛失届など、手続きをしなければなりません。

手続きごとに書類を記入して捺印、その後、支店内での承認などにも時間がかかるのでしょう。

受付をしてから預金残高を受け取って支店を出るまで、1時間以上はかかったと思います。

しかししかし、これでようやく長年放置していた旧姓の休眠口座を解約することができました…!

A銀行の皆様には本当に面倒をかけてしまいましたが、無事に解約することができてホッとしています。

まとめ

以上のような流れで、私は通帳・印鑑・キャッシュカードなしの旧姓の休眠口座を解約することができました。

冒頭でも書いた通り、銀行によって対応は異なると思うので、私と同様の手続きで必ず解約できるとは限りません。

ただ解約したい事情も様々あるでしょうし、「どうしても…!」という場合には、まずは相談ベースで口座を開設した窓口に連絡してみるのが良いのではないでしょうか。

ただそれ以前に、そもそもこのような事態にならないよう、登録情報に変更があった場合にはすぐに手続きをしなければなりませんね(当たり前ですけど…)。

また、自分が管理できる範囲を超えて、やたらと色んなサービスにすべきではないと思いました。

私は一時、ポイントバック目的で開設した銀行口座・証券口座・クレジットカードがいくつもあるのですが、その半分以上は使っていないのです。

ぐる子
ぐる子

使わないものはどんどん解約しよう!

これを機にクレジットカードはいくつか解約しましたが、その他のサービスも今後整理していこうと思っています。

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