25点で不合格… 私が宅建試験に落ちた理由

25点で不合格… 私が宅建試験に落ちた理由

私は去年(令和元年度)も宅建試験を受けています。結果は25点で不合格でした。

今年も再度受験し、今度は42点で合格しています。いずれも独学です。そこで去年と今年を比較して、去年不合格だった私には何が足りなかったのか、去年は何を間違えていたのかを考えてみました。

今年は2回目の受験ですから、去年勉強した分がある分、今年の方が合格に近い場所にいたことは確かだと思います。ただその分を差し引いても、去年と今年では明らかに違う点がいくつかあり、蓄積された勉強量以上に合否を分ける要因になったと思っています。

 

「絶対に合格する」という決意がなかった

これが不合格理由の9割を占めると思っています。

正直に言ってしまうと、去年の私は「初回だから、お試し受験ね」くらいの甘い気持ちで勉強していました。もう最初から自分に言い訳をしていたんですね。「初回だから」「何回も受けてやっと受かる人もいるくらいの難しい資格だから」「受からなくても困るわけじゃないし」…

実際その「言い訳」は事実です。初めて受験するというのも本当のことだし、宅建試験は決して簡単な試験ではありません。仕事上の必要性に迫られているわけでもなく、合格できなかったからと言って誰に責められるわけでもない。次男もまだ一歳で家でみていましたので「育児に手が掛かり勉強時間の確保が難しい」、それも言い訳にできてしまいました。

 

でも、こういう気持ちで始めてしまうと全てがダメになってしまうんですよね。

毎日の生活における、試験の優先度が下がります。勉強よりほかのことを優先してしまうし、苦手分野で壁にぶつかると簡単に諦めてしまう。「お試し受験だから」と囁いてしまった時点で試験勉強を優先させる必然性がなくなるし、壁にぶつかった時に苦しくても頑張る必要もなくなります。「お試し受験だから」「初回だから」「合格できなくても」そう思えば気楽ではありますが、その言い訳をしてしまったら最後、宅建試験に向けてのすべての行動、すべての選択を誤るようになってしまうのです。

 

実際、去年は勉強中も、試験当日も、特にプレッシャーはなく気楽なものでした。だけど結果は不合格。これでは何の意味もありません。やはり勉強するなら一発合格、と最初から覚悟を決めるべきでした。

 

問題集を買わなかった

去年宅建を受けると決めたとき、私はすぐにテキスト(参考書)を買いました。でも、問題集は買いませんでした。

これも、原因は「絶対に合格する」という覚悟がないために選択を誤った例のひとつなのですが… 正直、宅建試験をなめていたのもあると思います。テキストの内容が理解できれば、問題は解けるはずだと思っていたんですね。だから体系的にまとまった知識としてテキストは当然必要、だけど問題集に関しては、テキストに付録としてついてくるダウンロード形式の問題集もあったし、過去問ならネットにあがっているだろうし、それらを活用すればいいや、と思っていました。

過去問は過去問ですから、問題集に載っているものでも、ネット上に上がっているものでも、内容は変わりません。問題集は分厚いし高いし、わざわざ費用をかけなくても… と考えていました。しかし、この考えは大間違いでした。

まず第一に、テキストの内容を理解できても、問題が解けるとは限りません。これは宅建の勉強をしたことのある方なら、身に覚えがあるのではと思います。テキストを読んで「ふんふん、なるほど~」と思っても、実際に問題を解こうとすると、まるで分らんぞ… というケースが多々あります。

私が一年目の失敗を通じて感じたのは、問題を解くのにもコツがあり、慣れと訓練が必要だということです。当然ですがテキストに書かれている文章がそのまま問題として出てくるわけではなく、少しひねった言い回しをしてきたり、テキストには全く書かれていないような事例と混ぜて知識を問うてきたりします。

また宅建の問題は4択ですが、誤りの選択肢であってもいかにも正しそうに見えるものが多いので、そうした問題で確実に正解するには実践(すなわち問題を解きまくる!)の中でコツを身につけるしかありません。試験では問題が解けなければならないのですから、問題を解くことをもっと重視し、時間を割くべきでした。

 

そして第二に、ネットで過去問を探せばいいのでは?という考えについてですが、これも間違いです。

まず、私はこと勉強に関してはアナログな人間です(そして、そういう人は多いのではないでしょうか?)。学生時代から、テキストや問題集にはガンガン書き込んだりラインを引いたりして勉強してきました。それなのに、なぜ宅建試験に関してはデジタルでやろうとしてしまったのか…。  書き込み式のアナログな勉強法が、自分にとって最も効率が良いと分かっていたのにも関わらず、です。去年は特に自分で自由に使えるお金が少なかったので、ケチってしまったんですよね。これは大失敗でした!

 

さらに、ネットの情報というのは更新されていない可能性が往々にしてあります。まさに今年は民法改正がありましたが、今年ほど大規模な改正でなくても、法律や税率が変わったりすることで過去問が問題として成立しなくなってしまうこともあります。その点、書籍として出版された問題集であれば、改正後の法律や税率に対応して改定されているため安心して使うことができます。同じ理由で、古本屋やフリマサイト等で旧年度のテキストや問題集を購入することはお勧めできません。たとえ費用面で多少の節約になったとしても、です。

必要な教材はケチらずに揃えて、一発で合格することが何よりの節約だと思います。

 

視聴するYouTubeチャンネルを誤った

私は去年も今年も予備校には通わず、独学で勉強しました。ただしテキストだけではモチベーションが続かなかったり、特に苦手分野は一人で克服するのは難しいので、補完としてYouTubeの宅建試験対策動画も視聴していました。しかし、去年は視聴するチャンネルを完全に間違えてしまったなと、今となっては思います…

たまたま視聴した先生が感じがよく、話も分かりやすかったので、そのまま同じ先生の動画で学習しました。でも、当時からちょいちょい気になる点はあったんです。その先生は、よく漢字を読み間違えていたり、教科書とは微妙に違うことを言っていたり…。

実務に携わっている方だったので、もしかしたら教科書知識と実務とでは違うところもあって、その先生は実務ベースでお話されていたのかもしれません。が、たとえそうだとしても宅建試験で問われるのは教科書知識ですから、ハッキリ言って試験対策動画としてはダメだったのだと思います。

…と、薄々勘づいていたにも関わらず、見ているうちに愛着というか、情のようなものがわいてしまうのがYouTubeの困ったところ。実際、他のチャンネルも試しに見てみたのですが、何となく以前の先生の顔や話し方に慣れてしまっていたため切り替えられず、そのままその先生の動画で勉強を続けてしまいました。結果的に、間違った知識を覚えていたかもしれないし、その先生に愛着はあるものの信用はできない=動画を通じて得た知識にもイマイチ自信が持てない、という非常によろしくない状態が出来上がってしまいました。

YouTubeチャンネルは独学者の強い味方です。でも、信用できる配信者をきちんと選ばなければなりませんね。幸い、今年は良いYouTubeチャンネルに出会うことができ(お勧めは次回紹介します)、学習の効率もモチベーションもグンと上がりました。ツール選びはホント重要です!

 

まとめ

私が去年宅建試験に合格できなかった一番の要因は、「絶対に合格する」という強い気持ちが欠けていたことだと思っています。

もし、去年の段階で「絶対に合格する」と覚悟を決めていれば、問題集を買う費用をケチって学習効率を下げたり、何となく見つけたYouTubeチャンネルを「慣れているから」というだけの理由で見続けて、時間を無駄にすることもなかったでしょう。

まずは自分で逃げ道を塞ぐことです。「絶対に合格する」「落ちるわけにはいかない」と決意を固めることで、合格につながる正しい行動を選択できるようになると思います。

 

合格を目指す方の参考になれば嬉しいです!

 

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