38歳、ただの主婦が宅建に挑戦した理由(たぶん合格!)

38歳、ただの主婦が宅建に挑戦した理由(たぶん合格!)

しばらくブログを更新していませんでした。

この数ヶ月間何をしていたかというと、主に宅建(宅地建物取引士)の勉強です。

宅建士

2020年10月18日(日)は試験日でした。勉強時間は必ずしも充分とは言い切れず、正直どうなるか不安な中での受験でしたが、帰宅後に各予備校の解答速報をもとに自己採点をしてみると…

なんとなんと、42点!

今年の合格ラインは例年より高めに予想されており、高いところでは40点などという予想も出ています。だとしても、42点ならおそらく大丈夫なはずです。マークミスさえしていなければ、の話ですが。

合格発表は12月2日なので、まだ正式な結果は分かりません。マークミス、転記ミスがないとも言えないので(日が経つにつれてどんどん自信がなくなってくる…笑)いわゆる「合格体験記」的な記事は、合格が確定してから書きますね。

ひとまず今回は、不動産業とは無縁である私が一体なぜ宅建試験を受験することになったのか、そのきっかけについて振り返ります。

 

宅建の受験は2回目

完全独学で一発合格!と言えたらカッコよかったのですが、実は受験するのは昨年に引き続き2回目です。

一度目の受験時は37歳、二度目は38歳でした。2017年の初めに前職を辞めて以来ずっと専業主婦ですから、仕事で宅建が必要だったわけでもありません。前職では、小さな商社で営業事務をしていました。それ以前にも、不動産業界で働いた経験はありません。いま宅建に合格したからといって、資格手当がつくとか、お給料が上がったりするわけでもありません。そもそも専業主婦なので、お給料ないですし…。

ではそのような状況で、なんだって宅建試験に挑戦することになったのか、という話ですが。元はといえば、夫の勧めでした。正確には、夫の知り合いからの勧めです。

 

…え?どういうこと??と思いますよね。

 

勉強を始めたきっかけは夫の勧め

去年の春頃のことでした。すごーくザックリ説明すると、夫の知り合いの不動産業者さんから、私が宅建を取ったら仕事で使ってくれるかも、という話があったのです。

その方がどの程度、本気で言っていたのかは分かりません。おそらくですが、その不動産業者さんと夫との、雑談レベルの話だったろうと思います。私が直接聞いたわけではなく、夫からの「又聞き」でしかありません。とは言え、そもそも「宅建を取れたら」というなかなか難しい条件があるわけなので… 資格のない状態では、具体的な話にはなりようがありませんよね。

 

ですから試験に合格したからといって仕事が約束されているわけでもなく(当然ですが)、正直未だに雲をつかむような話ではあります。

それでも私が勉強したいと思った理由。それは、もう一度社会に出る前に、ちょっとでもいい、自分に自信をつけ足しておきたかったからです。

 

どういうことか、と言いますとーーー

 

また働きたい。でも自信がない

結局私は、数年前に転職に失敗したことを未だに引きずっているんですよね。

やる気満々で転職した先をわずか3ヶ月で辞めることになり、生活のためにと次に就いた仕事は決して難しいものではありません(人間関係以外は)でしたが、そのことが余計に私の挫折感と劣等感を強める結果になりました。職場との相性が悪かったこともあるのでしょうが、その後2年半の間に私はすっかり消耗してしまい… タイミングよく夫の収入が安定し、その職場を辞められることになった時は、本当に嬉しかったというか心底ホッとしたことを覚えています。

 

でも仕事を辞めて1~2年もすると、果たして自分はこのままで良いのだろうかという疑問がわいてくるわけです。

転職や退職を後悔しているわけではありません。専業主婦は良くないと言いたいわけでもありません。今振り返ってみても、あの時前職を辞めていなかったら次男は生まれていなかっただろうと思うと、選択を誤ったとも思えない。

 

プラスに捉えれば、「このままで良いのだろうか」という疑問は、自分の中に元気が戻ってきている証拠とも考えられます。転職の失敗で受けたダメージが癒えつつあり、下の子も2歳を過ぎて、少しだけ子育てが楽になった。以前は失業や借金といったトラブルが絶えなかった夫が安定的に稼いでくれるようになり、家計や夫の心配をする必要もなくなって。少し肩の荷が下りた分、まだ自分も何かできると感じるようになった、その「余裕」が焦りという形で表れたのかな、とも思います。変な言い方ですが。

とにかく安全・安心な場所に逃げたい一心だった数年前とは、明らかに心理状態が違うんですね。私も、まだ何かできる。何かしなくちゃいけない。何かしたい。そんな気持ちが、日増しに強くなっていきます。

 

一方で、ブランクが長くなるにつれ、社会人としての自分の能力にはどんどん自信がなくなっていく。そろそろ働きたいな、と思う一方で、外に出て働くことが怖くて仕方ない。

就職先が、また変な職場だったら? また、パワハラ・モラハラ上司がいたら? 私は気が弱いからな… 人間関係、大丈夫かな… そもそも、雇ってくれるところなんてあるんだろうか? 等々。再就職について考えようとする度に、そんなふうによろしくない思考が頭の中を駆け巡り、尻込みしてしまう。

求人を見る前から、頭の中は未だ見ぬパワハラ上司や意地悪な同僚のことで一杯という…(ホント、どうにかならんのでしょうかこのハイパーマイナス思考)

 

勉強することで育まれる自信

さて夫から宅建の話があったのは、ちょうどそんな葛藤の最中にいた時でした。

気持ちは外へ向かいつつあるのに、色々と不安で一歩を踏み出せない。そんな状態だった私にとって、資格取得のための勉強をするというのは、悪くない選択だったと思います。

もちろん、資格さえあればすぐ就職できるというものでもないでしょうし、そもそも私の諸々の問題はネガティブ過ぎるこの性格にあるのあって、就職が恐怖だからといって資格取得の勉強をしたところで何の解決にもなりゃしない、問題のすり替えじゃないのか!?逃げだ! というご意見もあろうかと思います(…誰から?)

 

実際、私も当初はそんな心の声を抑えつつ勉強をスタートさせたわけですが、結果、今では挑戦してみて本当に本当に良かったと思っています。

勉強して分かったのは、宅建のようなまとまった知識の勉強やある程度の難易度の資格試験には、普段の生活ではまず味わうことのできない達成感がある、ということです。私にはこれまで履歴書でアピールできるような資格もなかったので、余計にそう感じるのかもしれません。

 

宅建は多くの人にとって(私にとっても)手が届かないほどの難しい資格ではないと思いますが、ある程度真剣に勉強する必要がある、それは事実だと思います。仕事や家事・育児の合間に勉強時間を捻出したり、苦手分野の勉強においてモチベーションを維持したり、特に独学だと自分に合った勉強スタイルを確立させるだけでも一苦労。学習内容そのものも範囲が広く決して簡単ではない上、「今年はもうダメかも…」「来年でもいいかな…」という弱気を抑えてコツコツと勉強を続けること、ここには間違いなくメンタルの強さが要求されました。

 

私の場合、この数ヶ月間そうした勉強期間を積み重ねてきたことで、気持ちがグイッと前を向いたことを感じています。まだ合否が確定していない今の段階ですら、受験前と比較すると気持ちはかなり前向きです。もしかしたら私の自信のなさは、ここ数年挫折が続いていたことに加え、特に何かに挑戦することなく、逃げ腰で生きてきたことが原因だったのかもしれません。

 

面白いほどに、今は気分が違います。何だかちょっと、また働いてもいいような気がしてきました(笑)12月の合格発表が待ち遠しいです。

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