園児数が少ない、小規模な認証保育所を卒園した息子のその後

園児数が少ない、小規模な認証保育所を卒園した息子のその後

長男が小学校に入学して、8ヶ月が過ぎようとしています。もうすぐ2学期も終わり… 早いものですね。

桜の背景、黒のランドセル、黄色い帽子

長男は、東京都内の認証保育所に通っていました。

0歳児~6歳児、全クラス合わせても30名ほどで、年長さんに限って言えば長男を含めほんの数人しかいない小規模な保育園でした。それに対して、現在通っている小学校は1クラス30人以上、一学年130人ほどの区内でも比較的大きな小学校です。

あまりの規模の差、環境の違いに、圧倒されてしまわないだろうか…。このことは、長男が年少の頃からずっと心配していました。

 

園児数が少ない認証保育所。入学後が心配だった

認証保育所といえば、認可保育園の空き待ちで一時的に通園するのが一般的です。

我が家のように、卒園まで通わせる家庭はどちらかといえば少数派。認可保育園の枠に空きが出次第転園してしまう子が多く、年々同じクラスのお友達が少なくなっていくのを毎年ちょっとさみしく思いながら見送っていました。

 

と同時に、我が家ももっと人数の多い保育園に転園させた方がいいのではないかと悩んだこともありました。

 

理由は冒頭にも挙げたとおり、入学する小学校とあまりに規模が違い過ぎたからです。

同じ歳のお友達が数人(一桁)しかいないというのは、ちょっと閉鎖的過ぎるのではないだろうか。

保育園のうちから、もっと色々な友達と接する機会があった方がいいんじゃないか。その方が、小学校に上がってからも馴染みやすいのではないだろうか… 知り合いも増えるだろうし、と。

 

夫に相談すると、「そんなの関係ないだろ~!」と、一蹴。あまり気にしない人なので…。それでも私は、気にしていました。何というか、小学校に上がるタイミングでつまずかせたくないなという思いがあったのです。あまりに急に世界が拡がることで、逆に長男は委縮してしまうのではないかと心配でした。

事前に少しでも入学後の環境に近づけることで、入学時のショックを緩和できるならば… そんな思いでした。

 

それでも結局転園させなかったのは、人数は少なくても友達とは仲が良く、先生方にも可愛がってもらえて、何より長男が毎日楽しそうに保育園に通っていたから。

要は、その保育園が長男には合っていると感じていたからです。

 

拍子抜けするほどすんなりと小学校に馴染んだ長男

砂時計

 

結果として、その選択は間違っていなかったようです。少なくとも、今の時点では。私の心配をよそに長男には入学早々新しい友達ができ、毎日楽しく小学校に通っています。その順応の速さは、こちらが拍子抜けするほどでした。

 

4~5月の間はなかなかクラスの友達の顔と名前が一致しなかったようですが、それは長男に限ったことではありません。人数の多い保育園から来ようが、幼稚園から来ようが、ほとんどの新一年生はそんな感じだと担任の先生から聞きました。

それでも夏休みが近づくころには他のクラスの子の名前と顔まで一致するようになり、近所で顔を合わせれば声を掛けるなど、なかなかの社交性を見せている長男です。

(少なくとも、私よりよほどコミュ力が高いことがこの数ヶ月で明らかになりました)

 

今にして思えば、保育園で毎日顔を合わせる友達の「数」は少なくても仲は良かったし、長男はその中で友達との付き合い方をちゃんと学んでいたのでしょう。

集団の人数が多かろうが少なかろうが、友達付き合いを突き詰めていけば、結局は一対一の関係になるわけです。小規模な保育園だったからこそ先生方にもよく見てもらえて、良いことは良い、悪いことは悪いと丁寧に教えてもらうことができました。

その見守りの中で、良好な友達関係を築くことができた成果がいま現れているのかもしれません。

 

夫が言った通り、規模なんて関係なかったみたいです。

 

人数が増えれば、いろんな子がいるのは確かだが…

ただ、確かに小学校には「いろんな子」がいるなぁということは日々感じます。保育園の頃より人数が数十倍に増えたのですから、当然ですよね。

中にはやっぱりビックリするくらい意地の悪い子、乱暴な子もおり、私も心がザワつくことが増えました。保育園でのお友達は幸い良い子たちばかりでしたが、一学年130人以上ともなると「良い子たちばかり」とはいかないようです。

下校中に蹴られた、暴言を吐かれた、といったトラブルも起こるようになりました。保育園時代にはなかったことなので、こうしたトラブルに対しては長男もどう対処したらよいのか未だによく分からないようです。反撃できるタイプではないので、何となく無視、スルーしているようです。

 

とはいえ、じゃあ早いうちからそうした意地悪系・乱暴系も含め「いろんな子」と接していたら良かったのかといえば、それは違いますよね。早くに意地悪・乱暴な子と接したからといって、対処法を身につけられるとは限りません。集団生活が怖くなってしまったり、逆に影響されて同じことをするようになってしまう可能性だってあったでしょう。

 

そう考えると、保育園時代を、人数は少なくても良い友達に恵まれて安全に過ごせたことは、何より幸せなことだったのだと思えてきます。最初の集団生活、人格形成に大きな影響を与える大切な時期を、平和に過ごすことができたのですから。

少なくともそうした環境で育った長男は、友達に暴力を振るったり、暴言を吐いたりすることは悪いことだと知っています。だからもちろん自分はやりませんし、意地の悪い子・乱暴する子とは距離を置いています。それで良いと思います。

 

今となっては保育園の「園児の数が少ない」なんてのはごくごく些細なことで、園児の数が少ないことが原因で問題が起こっていたのでもない限り、気にするようなことではありませんでした。

 

先のことを心配してそれに備えようとするより、当時の環境に感謝してもっと楽しく過ごせば良かったなと思います。

 

(まぁ、心配していたのは私だけなんですけどね)

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