一年生の秋、はじめての全国統一小学生テスト

一年生の秋、はじめての全国統一小学生テスト

小学一年生の秋。2019年11月3日(日)に実施された「全国統一小学生テスト」を受けてきました。受験のきっかけや、受けてみた感想など書いていきます!

テストを受ける小学生

heartsanさんによる写真ACからの写真

 

「全国統一小学生テスト」を受けた理由

私が「全国統一小学生テスト」なるものの存在を知ったのは、つい最近のことです。

YouTube広告で小学生がウキウキと躍るCM(↓)を見かけたのがきっかけでした。

 

 

今回小学一年生の長男に受験させてみたのも「何となく」で、近くに会場となる塾があり、受験費用も無料だからでした。

受験申し込みの手続きをしたのは10月3日、ちょうどテストの1ヶ月前。

その時点では、中学受験などまるで頭にありませんでした。ただ全国の小学生が受ける大規模な模擬試験で順位が分かるということで、長男の学力がどのあたりになるのか気になるかも… という、漠然とした興味があった程度です。

 

四谷大塚主催「全国統一小学生テスト」とは?

学習塾である四谷大塚が主催する学力テストで、毎年2回(6月、11月)に開催されます。

会場は全国の四谷大塚のほか、提携先の塾でも受験ができます。今回長男が受験した会場も、提携校の校舎でした。小1~6年生まで無料で受験することができ、全国規模での子どもの順位が分かります。一年生の受験科目は国語・算数の2教科。今年からはなんと、年長さんも受けられるようになったとか…。

開催の最大の目的は入塾の勧誘(営業)なのでしょうが、事前にブログや掲示板等で口コミを見てみたところ、特別勧誘がしつこいという話も見かけませんでした。今のところ塾に通わせることは考えていませんが、テストの受験者数が増えるのは四谷大塚さんにとっても悪いことではなかろうと思い、申し込んでみました。

 

事前対策問題のあまりの難しさにビックリ!

ホームページから受験の申し込みをして数日後、受験票と一緒に「事前対策プリント」が送られてきました。本番に倣って作られた、予想問題のようなものです。

長男が受験した提携校では、1年生はプリントを送付するから各家庭でやってみてね、小2~小6は塾で事前対策授業をするので来てね、とのことでした。このあたりの対応は、塾によって異なるのかもしれません。

テストの2週間ほど前になって、おそるおそる「事前対策プリント」に挑戦してみたのですが、もうビックリ! 衝撃的でした。

これまで学校のテストや宿題で出ていたような問題とは、まるで違うのです。

 

特に算数については単純な計算問題の比率は少なく、あくまでも計算は道具にしかならないような難しい問題がほとんどでした。みんな解けるような簡単な問題では差がつきませんから、順位が出るようなテストは難しいのが当たり前… とはいえ、ある程度筋道立てて考える頭がないと解けないような問題ばかりです。普段の学習レベルとのあまりの違いに、私もショックを受けてしまいました。

長男にしても、テストといえば普段は大抵マルがつくので、「簡単なもの」という認識だったようです。それが、この「事前対策プリント」に関しては、何を問われているのかすら分からない(問題文を読み解けない)。

さらに、問題用紙と回答用紙が分かれている形式も初めてだったため、「何これ、何をどこに書くの?」と膨れっ面です。これは本番、大丈夫なのだろうか…

 

ただ、直前にあまり私が熱心に対策したところで、長男のやる気を削ぐだけのような気がしました。第一問題の難易度がこれまでとは違い過ぎて、小手先のテクニックでどうこうできるレベルではありません。テストで高得点を獲得できる子どもというのは、既に年単位・月単位でこうした問題に対応できるレベルの勉強を積み重ねてきた子たちなのでしょう。

息子が初回のテストで高得点をおさめることは期待していませんでしたし、とりあえず今回は「受けるだけ」! というわけで、事前対策プリントについては軽く見直した程度、その後も特別な勉強などはせず当日のテストに臨む流れとなりました。

 

ただ中学受験ではこういう問題が解けることを求められているのだとしたら、今の小学校での授業って一体何なのだろう… と、若干不安にもなったのでした。

 

当日、保護者会にはパパが出席

当日長男の受験に付き添い、塾が主催する保護者会に出席したのは夫です。保護者会では、近年の中学受験の動向などについて情報提供があったようです。

当初は私が勝手に申し込んだものだし、私が連れて行こうと思っていたのですが、夫が連れて行ってくれました。1歳児(次男)と留守番するよりは、テストに付き添ったほうが楽だと思ったのかもしれませんね(笑)

 

ただ結果的に、夫に行ってもらって良かったと思います。

というのも、この日夫に保護者会に出席してもらったことで、夫にも長男の教育(勉強)に興味を持ってもらうことができたからです。中高一貫のメリットや地区別の受験率、人気校、出題傾向などポイントを絞った説明を聞けたことは夫にとって大きな収穫だった様子。

もちろん解説してくれるのは塾講師の方なので、「早めに塾に行かせたほうがいいのかな?」と親に思わせるように、上手に誘導している部分はあると思いますが… 帰宅した夫は、若干熱を帯びた様子で保護者会の内容を私に話してくれました。

 

ちなみに息子本人は、「テスト全然分からなかった~」と平気なものでした。

 

「全国統一小学生テスト」を受験して良かったこと

結果が返ってくるのはまだ先なので、それ以外の面で「全国統一小学生テスト」を受けてみて良かったことを書いてみたいと思います。

虫眼鏡を持った女性

中学受験の最新情報を得られたこと

保護者会では、近年の中学受験の動向や出題傾向など、最新情報の提供がありました。

中学受験を考えている家庭にとっては既に常識なのかもしれませんが、我が家のようにのんびり構えていた親にとっては知らないことばかり… 受験のプロである塾からデータを交えて話を聞けたことは、夫にとって良かったようです。中学受験で求められるレベルは、今の学校の授業レベルとはまるで違うことがよく分かりました。

出題傾向についても、読解力を求められる問題が年々増えている、これからはもっと増えるだろう、とのこと。これは「事前対策プリント」を解いてみた時に、私自身痛感したことでした。文章を読んで、何を問われているのかをきちんと理解して、そのうえで解答を導き出すような問題が多いなと感じました。知識や計算などのスキルは道具にしかならない、という印象です。

小論文も、かなり重要だそう。とはいえ、受験勉強を始める段階になっていきなりまとまった量の文章を書こうとしても、慣れていないととても書けるものではありません。そのため小学校低学年のなるべく早い段階から、毎日1~2行の日記でも構わないので、少しずつ「書く」ことに慣れていくと良いですよ、というアドバイスを頂きました。

 

中学受験をするかどうかは別として、同じ世代にこのレベルの勉強をする子どもがいるのだということを、このタイミングで知れたことはとても良かったです。

 

夫婦で子どもの教育について話し合うきっかけになったこと

私も夫も、長男の学力については「安心である」という認識でした。

一学期の成績も良かったし、持ち帰るテストも満点であることが多いし、本人から授業が難しいというような話も聞きません。この10月中に、九九の暗記も終わりました。「一年生にしてはしっかりしている(ほう)」だと思っていたのです。

その認識が、今回の受験によって崩れたわけではありません。ただ中学受験の話を聞いてみて、受験を目指すような子たちはまるで違う勉強をしているらしいと分かり、少しショックだったのです。仮に今の小学校ではできる方だとしても(実際できる方なのかどうかは、まだよく分からなかったりするのですが… できる方だというのが夫婦の共通認識なので、その前提で話します)いま属している集団の中で上位だからといって満足してしまうのは、勿体ないことなのかもしれないね、というのが互いの感想でした。

 

中学受験をするかどうかは、まだ分からない。でも、いずれにしても日々の学習レベルを少しずつでも上げていくことは無駄ではないはずです。本人が中学年、高学年になって「あの中学校に行きたい」と思った時に、最低でも、努力次第で手の届くレベルにはいさせてあげたいよね、というのが親の思い。

幸い、長男はまだ一年生。時間はあります。いますぐ塾に通わせることは考えていませんが、家庭学習の方法を少し工夫して、学校では教えてもらえないことを勉強できるようにしていきたいなと思いました。夫は、全力で「ご褒美で釣る」つもりのようですが…(笑)

 

長男の教育に関して、夫婦でじっくり話せたことはとても良かったと思います。すり合せは大切ですね。両親の認識がバラバラでは、子どもが混乱してしまうでしょうから。

 

今後も毎年受けてみよう

次回はまた、2年生の6月に開催されるようです。

連続で受験することで学力の推移も分かるので、今後も毎年受験させてみたいと思っています。

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