卵巣嚢腫の摘出で腹腔鏡下手術を受けました。痛みや傷痕、費用など

卵巣嚢腫の摘出で腹腔鏡下手術を受けました。痛みや傷痕、費用など

今年の2月末、健康診断で「卵巣が腫れている」と言われました。その後、紹介された総合病院で受けた再検査で、右の卵巣に皮様嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫)ができていることが判明! 5月半のばに入院・手術となりました。

私が受けたのは、お腹に4つの小さな穴をあけて、そこから手術器具を入れて腫瘍を取りだす「腹腔鏡下手術」という手術でした。

手術の様子

入院日数は8日間

最初に異常が見つかってから、約2ヶ月半後の手術でした。

最初は、すぐ手術になるものだと思っていました。でも実際には入院まで何度か診察や検査があるため、当初思っていたより時間が掛かりました。

病院から提示されたスケジュールでは、手術は最短で4月の中旬。でも、それだと長男が小学校に入学して間もなく、主治医の先生からも急ぐ必要はない(手術が数週間遅くなったところで腫瘍は大きくはならない)と言われたため、5月半ばに摘出することにしました。

手術の前日入院、退院は術後7日目です。ということで、合計で8日間の入院となりました。私の場合、出産の入院が2回とも5日程度だったので、それと比較すると結構長いなぁ… と感じました。

 

傷の痛みはほとんどなかった

はじめに書いたように、私が受けたのは腹腔鏡下手術。お腹に小さな穴を4ヶ所開けて、そこから鉗子や電子メスを入れて行う手術だと説明を受けました。腹腔鏡下手術を受けるのは初めてです。開腹手術と違って傷が小さいため、身体への負担が少なく回復も早いですよ~、と言われました。

とはいえ、私は開腹手術の経験もないので比較のしようがありません。とりあえず、去年経験した陣痛や、癒着胎盤の際の用手剝離よりはマシだろうと見当をつけました(笑)

 

実際、全身麻酔で寝ている間に全て終わってしまうので、出産とはまるで比べ物にならないほど楽です。全身麻酔が初体験だったため、始まる前に若干の恐怖は感じましたが、手術自体は全く痛くありませんでした(眠っていたので記憶がありません…)。

点滴

 

さてさて、続いて心配していた術後の痛みについて。

「痛いかも」と感じたのは、手術室を出たあと、ほんのしばらくの間だけでした。全身麻酔から醒めたあと、「お腹に痛みがある」と感じました。といっても、まだ多少は麻酔が効いていたのだと思います。直接的な痛みではなく、「ズキズキするような気がする」という感じ。手術の直後は数分おきに看護師さんが様子を見に来てくれるので、痛い旨を伝えると痛み止めを追加してくれました。

傷の痛みより、長時間寝たままの姿勢でいたことが原因と思われる腰痛の方が、地味に辛かったです。あと、手術中は喉から呼吸管理のための管を入れられるのですが、それによって喉に傷がついたのか、風邪のような喉痛が数日続き、これも不快でした。

 

手術直後はとにかく寒かった!

全身麻酔から醒めた後しばらくして、ガクガクブルブル… 全身が震え始めました。手術が怖かったから…!ではありません。もうですね、とにかく寒くて寒くて。歯をガチガチ言わせながら震えていました。これには自分でもちょっとビックリしました。

震えが止まらず、布団を掛けてもらっても寒くて寒くてどうしようもなかったため、電気毛布を貸してもらいました。しばらくして震えは収まりました。

看護師さんに聞いてみたところ、手術後は血管が収縮することによってこのように震えがくることがあるそうです。が、それほど心配は要らないみたいでした。

 

ガチガチ震えつつも、夫に撮影しておいてもらった腫瘍の写真(※)を見せてもらい、「うお~ キモイなぁ」程度の感想を述べる余裕はありました。

※摘出した腫瘍の現物は、家族が確認することになります。前日に看護師さんに確認したところ、写真OKとのことだったので、夫に撮っておいてもらったのです。その後の生検の結果、良性腫瘍であったことが確定しました(入院中には結果は分からず、最終的に良性であったとお墨付きをもらえたのは退院後、2週間ほど後のことでした)。

 

傷痕は小さいが、まだ完全には消えない

お腹に4ヶ所小さな穴をあけることになりましたが、うち1ヶ所はなんとお臍!でした。

初めにそう説明された時は私も、お臍に穴だなんてめっちゃ痛そう!… と思いましたし、いま誰かに話してもやっぱり同じような反応をされます。でも、術後も大した痛みはありませんでした(お臍以外の傷も含め)。むしろお臍ならパッと見、傷があることが分からないだけ有難いとすら思いました。

4ヶ所の内、お臍を含む3ヶ所は5mm、残る1ヶ所は12mmの切開で、一ヶ所だけ比較的大きい傷が残ることとなりました。

腹腔鏡手術の傷跡

もうすぐ手術からまる4ヶ月が経ちますが、傷痕はこんな感じ。赤みが残り、触ると少し盛り上がっています。写真は12mmの切開の痕で、5mmの傷痕はもっと小さく目立ちません。

まだまだ、完全に目立たなくなるまでには時間がかかりそうです…。

 

入院・手術費用は約90,000円

 

入院・手術の費用は、限度額証明書(適用区分:ウ)を提出したうえで90,414円でした。これは退院の日にクレジットカードで支払いました。普段こんな高額な買い物はしないので、クレジットカードのポイントを貯めるのに良い機会だと思ったからです(笑)

また別の記事で詳しく書きたいと思いますが、加入していたかんぽ生命の保険から、無事に保険金もおりました。事前に窓口で聞いてみた時には「昔の保険なので、腹腔鏡下手術の場合には手術保険金が下りない可能性もあります」と言われてガッカリ…。

だったのですが、申請してみたところ入院保険金も手術保険金もしっかりと貰うことができ、むしろプラスになってしまいました! 生命保険の類はあまり好きではありませんが、いざ病気になった時には本当にありがたいものですね。もちろん、それ以上の保険料を納めてきたわけですけど。

一万円札と電卓

最初に「卵巣が腫れています」と言われた時は不安になりましたが、無事に手術も終わり、悪性ではなかったこともハッキリして、今は手術前と何ら変わりなく生活しています。白黒ハッキリさせないと不安をひきずってしまう性分ということもあり、このタイミングで取ってしまって良かったと思っています。

私個人の体験・感想ではありますが、参考になれば嬉しいです!

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