つわり中だからこそ、ブログを書けば良かったと思ってる

つわり中だからこそ、ブログを書けば良かったと思ってる

私は2度の妊娠と出産を経験しましたが、2回とも産むまでダラダラと長いつわりに苦しめられました。

ちょうど昨年の今頃も具合が悪く、一日中ベッドに倒れていたことを思い出します。ほとんど何もせず、スマホで調べものばかりしていました。

調べることといえば、つわりのことばかりでした。

 

今なら何とでも言えるんです

「つわり中の過ごし方」について、産んでしまった今でなら、何とも言えるんです。

気分転換にウォーキングでもしていたら、太らずに済んだのに、とか。どうせ何を食べても不味いのだから、アレコレ試さずに粗食にしておけばよかったのに、とか。寝転がっていることしかできないのなら、寝転がった状態でもできることをやっておけばよかったのに(読書とか勉強とか、映画を観るとか)… などなど。

 

今なら何とでも言えるし、なんて無駄な時間の使い方! と、勿体なかったとさえ感じています(オイ)。

でも、その時点では本当にどうしようもなかったのです。単に身体的に具合が悪い、だるいというだけでなく、集中力も落ちているし、悲観的にもなっている。そんな状態で散歩や勉強、読書…?

とてもとても。できませんでした。

 

だけど当時の自分に対して、ひとつだけ真剣に提案するなら。

もっともっと、つわりのことをこのブログに書くべきでした。

 

同じつわりで苦しむ妊婦さんの言葉が一番の「薬」だから

つわり中、私の頭の中にあったのは、常につわりのこと。それだけでした。

スマホでつわりのことばかり調べていたと書きましたが、つわりの原因や対策を調べていたというよりは、同じようにつわりでしんどい思いをしている(いた)人たちの日記系ブログを読み漁っていた、と言った方が正確です。

他の人の酷いつわりの体験談を読むことで、何とかやり過ごしていたのです。

 

逆に検索トップに上がってくるような(個人の感情が入らない)まとめ記事は、情報量が多い割に毒にも薬にもなりませんでしたね。

つわりのしくみとか、種類とか、対策とか… そんなもの読んだってどうしようもないんです。つわりが始まって最初の3日で、大抵の人は基本的なことは調べつくしてしまう。どのサイトも、少しずつ表現や見せ方を変えて同じことを書いているだけで、役に立つものはありません。

 

なぜなら結局のところ、つわりは「原因不明」、特効薬はないからです。確実とされている対処法もないからです。

そこから始まる妊婦の地獄を救ってくれるのは、知識ではありません。

 

長い長いつわりで心身ともに消耗している中、私にとって一番心に響いたのは、同じつわりで苦しむ妊婦さんの言葉でした。

そんなふうに感じる人は、私だけではないと思います。私にとってつわりに苦しむ妊婦さんの「日記」は、綺麗にまとめられた情報盛りだくさんのまとめ記事よりも、よほど価値のあるものだったのです。

 

つわり中のリアルな感情を読みたい

だからこそ、私も書いておけば良かったと、今になって思います。つわりの日々を綴った日記が、インターネットを通じて誰かの支えになったかもしれないからです。

つわりの気持ち悪さというのは不思議なもので、産後7ヶ月が経とうとしている今ではもう既に思い出すことができません。<その時>でないと、うまく言い表せないのです。

いま当時を振り返って書こうとしても、忘れていることも多いですし、どこか他人事のような書き方になってしまう気がするんです。つわり中は、その「他人事」な感じがひどく癪に障ったものでした… まとめ系記事然り。

本当につわりに苦しむ妊婦さんの気持ちに寄り添った記事は、つわり中にしか書けないのかもしれません。持ち前の変な完璧主義がたたって当時は書けませんでしたが、書いておけば良かったとかなり後悔しています。

 

「つわりについてのブログ記事を書く」これなら寝転がりながらでも、つわりのことを考えながらでも、できますから。

 

日記でいい、つぶやきでいい

手帳、カレンダー

書く内容は、日記でいい、つぶやきで良いのです。

今日はこんなふうに具合が悪い、とか。今日は少し体調がよくてコレを食べられた、とか。何もできなくて一日中寝ていた、とか。家族とどんなことを話した、とか。

こんなことを考えていた… とか。

 

綺麗に整理されていなくていいし、むしろ整理されていない方がいいのかもしれない。

読み手を意識して下手に「役に立つ情報を」などと考え始めると、まとめ記事に近づいてしまいます。本当に、日記、つぶやき、覚書でいい。お役立ち情報も要りません。

私も当時、つわりという、終わりの見えない暗い森の中にいる<仲間>のブログを、探しては読み、探しては読み… そんな風にして憂鬱な毎日をやり過ごしていました。

 

つわりの症状は千差万別、本当に人によって違います。まとめ記事には取り上げられない、マイナーな症状もあるかもしれません。

(たとえば私は長男の妊娠中、「コンビニのビニール袋が臭くてたまらない」という症状に半年以上悩まされ続けました。でも、そんな症状は周囲に聞いてもネットで調べても出てきません。マイナー過ぎたのでしょうね… でも出産と同時に消えてなくなりましたから、紛れもない、つわりの症状だったのだと思います。)

 

自分の症状を理解されず、周囲から「つわりじゃない」「気のせいでは?」と言われ、孤独感を強めている妊婦さんは少なくないと思います。だからこそ、ブログ記事が救いになります。同じ症状の方の記事を読むことで、

「ツラいのは自分だけではない」

そう思えるだけで、少しだけ救われるような気がするのです。

 

さいごに

最後に「ブロガーとして」も書くべきだった、という話を。

私はGoogleAdsenseでこのブログから収益を得ていますが、やはりつわり中に更新をストップしてしまったことが、今になって響いているなと感じます。最近になって急激にアクセスが減り(検索アルゴリズムのアップデートもあると思いますが)、それに伴い収益も右肩下がりです。

ブログで収益化することを真剣に考えるなら、更新を止めるべきではありませんでした。

当時は「ちゃんとした記事」(いわゆるまとめ記事)を書かなければならないと思っていましたし、そういう類の記事を書くにはあまりにも具合が悪く、集中力も欠けていました。

布団を膝にかけ頭を抱える女性

でも、まとめ系記事は、本当につわりに苦しんでいる人にとっては大して役に立ちません。

具合が悪くて何もできなかった当時、<私が>どんなことを考え、どんな生活をしていたか… そうした記録を残していたら、当時の私のように苦しんでいる妊婦さんには、読んでもらえると思うのです。

具合が悪いから書けない、ではなく、つわり中にはつわり中なりの、リアルな記事を書けたはず。少なくとも、ウォーキングや読書、勉強よりは、私にとってはずっと簡単だったはず。

また「つわり」ジャンルの貴重な取材期間でもあったわけですし、自分が一次ソースとなって記事を書ける貴重な体験でもあったわけです(ブロガー目線で考えると)。

 

勝手にブログ記事のハードルを上げてしまっていたために、投稿できなかっただけで。

【関連記事】細かいことは後からでいい。不完全な記事でも投稿してみようと思う

 

もし今、当時に戻れるなら… 毎日、つわりに関するブログを書くと思います。

約一年後の、ブログ収益のためにも!

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