SwiftDemandでトークンを貰うには、セルフィー(自撮り)による本人確認が必要です。なお、以前は運転免許証やパスポートなどのIDによる本人確認が必要でしたが、簡素化されて不要となり、顔写真のみでOKとなりました。
SwiftDemand(スウィフトデマンド)とは?
暗号通貨の情報を集める中で知った、SwiftDemand(スウィフトデマンド)。
SwiftDemandとは、インターネット上でベーシックインカムの制度を実現させようというプロジェクトです。
登録後、SwiftDemandのウェブサイトにアクセスしてログイン→「申請」ボタンを押すことで、一日あたり100Swifts(ポイント/トークン)がもらえるというものです。ただし、30人の東大生編集部が提供する仮想通貨メディアCoinOtaku.comによれば、現在のところ金銭的価値はなく(取引できる場所がない)将来的にも価値を持つかどうかは怪しい… とのこと。
正直なところ、どの程度期待できるものか私には分かりません。
とはいえ、週に一度サイトにアクセスして「申請」ボタンを押すだけならノーリスクですし、将来価値がつけば御の字だ、くらいの気持ちで登録したのが約一年前。以後、時々サボりながらもポチポチしてきました。2018年10月現在、未だ上場はしておらず、金銭的な価値はありません。しかしサイトは生きているし、サイト内のstore(Swiftsでサービスを購入できる)にも、まばらながらプロダクトは並んでいるという状況です。
かなり謎のプロジェクトではありますが、ただ貰っているだけなので特に害はないし、いつか上場してくれたらラッキーだ、くらいに思っていました。
セルフィーによる本人確認が必須に。完了するまでSwiftsは申請できない!
ところが本日(2018年10月21日)、サイトにアクセスしていつものように「請求」ボタンを押そうとすると、ページ上部にアラートが表示されていました。
You will not be able to claim swifts until you have verified your identity.
本人確認が完了するまでは、Swiftsを申請することはできませんよ、と言われています。
うーん… そう言えば、以前から本人確認のため、身分証をアップロードするようには言われていたような…。でも、パスポートや運転免許証をアップするのには何となく抵抗があって、スルーし続けてきました。
それでもswiftsを貰うことはできていたので、いつかこのトークンが金銭的価値を持って取引できるようになったら、必要ならばその時点で本人確認書類をアップすればいいや、それまでは貰うだけもらっておこう、という作戦でやり過ごしていたのです。
SwiftDemandに登録したメールアドレスを確認すると、10月19日にこの件で通知のメールが来ていました。
一部引用すると、
Selfie verification will replace government ID verification as we believe this will make the sign up process much easier.
「身分証による本人確認から、セルフィーによる本人確認に切り替えます。これにより、登録の手続きがぐっと簡単になるでしょう」とのこと。
Verification times have also been improved significantly (median verification time: 5 minutes maximum verification time: 24 hours)
また、「認証に要する時間も大幅に改善されました(中央値:5分、最大値:24時間)」とあります。
With this update we have also added the requirement that you must be fully verified to claim your Swifts.
さらに、「このアップデートで、Swiftsを申請するためには本人確認を完了させなければならないという要件を追加しました」となっているではありませんか。
SwiftDemandアカウントの本人確認手順
遂に必須となってしまったか… 少し気が重くはありましたが、SwiftDemandはベーシックインカムである以上、本人確認を求められるのは当然のことなのかもしれません。
そこでこれを機に私も本人確認を完了させてみたのですが、思いのほかカンタンでしたので、ここにその手順を記しておきます。
Click here to verify your identity をクリック
ログイン後のトップページ、注意書きの下にある「Click here to verify your identity」の赤文字部分をクリックします。
Select File をクリックしてセルフィーをアップロード
すると、上の画面に遷移しました。住所、電話番号、Eメールアドレスは登録時に完了してあるので、一番右の本人確認だけが未完了となっています。表示は「Selfie(セルフィー)」となっていますね。
上の画像の赤丸部分、「Select File」をクリックしてアップする写真を選択することができます。
下へスクロールしてみると、このように画像見本がありました。外国人男性の、顔だけが写った写真です。パスポートや免許証と一緒に撮る必要はなく、顔のみで良いようです。
まぁ顔だけでいいのなら… と、私もスマホでセルフィーを撮影し、アップロードしてみました。
本人確認書類はイヤで、顔写真なら良いのか!と言われてしまいそうですが(笑)個人情報が明記された免許証やパスポートより、顔写真のほうが心理的なハードルが低かったのです、私にとっては。
Submit ボタンをクリックして手続き完了
画像の選択⇒アップロードが完了したら、「Submit」ボタンをクリックします。
これで、本人確認の手続きは完了です。
そのままログイン後のトップページに遷移しました。ページ上部に今度は、
Your account is currently being processed. Once approved you will be able to claim Swifts.
との案内が表示されました。
「あなたのアカウントは現在処理中です。 承認されたら、Swiftsを申請することができます」という意味です。
ものの5分で承認完了
さてどれくらいで承認されるかな… と思っていると、Gメールのプッシュ通知が。
ものの5分で、アカウントが承認されたという通知メールが届きました。
早っ!!ほとんど自動返信じゃないか…
本当に確認してるのかいな、と思っちゃいましたが。とりあえずこれにてSwiftsを申請できるようになったので、貯まっていた分を請求しておきました。
あとは、早く価値がついてくれることを祈るばかりですね。