ぐるぐるデイズ

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虐待を疑われて大ショック…!「泣き声通報」された時の話

      2018/09/11

実は長男が2歳の頃、泣き声を通報されて自宅に警察が来たことがあります。

かなりショックでなかなか人に話すことができなかったし、恥ずかしさと後悔の念でいっぱいでした。

 

もしかしたら同じように児童虐待を疑われ、通報されてモヤモヤしている人もいるかもしれないし、近所で聞こえる子どものひどい泣き声を通報しようか悩んでいる人もいるかもしれません。

あれからまもなく4年、だいぶ時間も経ったので、やっと書ける気がします。

 

ベランダへの「締め出し」が原因でした

長男が2歳の頃、ある秋の休日のことでした。

私が洗濯物を干したり取り込んだりしていたところ、長男が裸足でベランダに出てきました。靴を履きなさい、と言って履かせても、出たり入ったりしているうちにまた裸足でベランダを歩いている。

何度注意しても、何度履かせても脱いでしまう…。

 

さらに、ベランダを歩き回って真っ黒になった足の裏で、取り込んであった洗濯物の上を練り歩いたのです。

長男にとってはただの遊びだったのでしょう。でも私には、そんな長男が悪魔に見えました。

 

足を拭いて、家の中で遊ぼうと声をかけても、また裸足でベランダに出ていく長男…

そんなことを繰り返しているうちに、私の中で限界が来ました。頭にきて、長男が再び裸足でベランダに出たタイミングで、部屋の中から鍵を締めたのです。

 

鍵が開かないことに気がついた長男が、外で泣いていた時間は10分か、20分か‥ よく覚えていません。

防音が良い窓ガラスなので、室内にいると泣き声はそれほど大きいようにも感じられませんでした。

 

これが、通報の原因となりました。

 

日頃のストレスの矛先を長男に向けたのは事実

今となってはもう、長男をベランダに締め出したことに対しては後悔しかありません。

まだ2歳で分別がつくわけがなかったし、可哀相なことをしました。通報されるほどの大声で泣いていたのですから、通報した方以外の近所の人たちもさぞ心配だったでしょうし、また迷惑でもあったと思います。

ただ、当時の私は日々ギリギリの精神状態で生きていました。

というのも、転職に失敗して紹介予定派遣で働いていた頃で、前職で経験したモラハラのショックもまだ消えず、給料は手取り15万円に下がってしまい、夫は自営で超多忙な割に無収入の月が多く、お金の心配が絶えませんでした。

家事、育児、お金のこと。全ては私の方に重く重くのしかかり、いつもイライラしていたのです。

 

その日もちょうど、バタバタと家事をしていたところでした。夫は、明け方に帰ってきて隣室で昼寝‥

どうして私が、全部一人で背負わなきゃいけないのだろう、とイライラMAXで山積みの家事を片付けていたところへ、長男の裸足事件… 瞬間的に、限界を超えました。それで長男をベランダに締め出したのです。

 

「だから締め出しても仕方がなかった」と言いたいわけではありません。

でも、こうした日々のイライラが蓄積していると、その鬱憤が子どもに向きやすい、結果こうした行動に走りやすいのではないか、と思うのです。

 

「虐待ではないか?」警察が家にやって来た

しばらくすると流石に心が痛んできたので、鍵を開けて長男を中に入れました。

涙でグシャグシャだったのでお風呂のお湯を沸かし、夫を叩き起こして長男をお風呂に入れてもらいました… 今にして思えば、長男をベランダに締め出す前に、夫を叩き起こして家事を手伝ってもらえば良かった。

 

その直後です。

インターホンが鳴りました。

 

画面を見ると、警察官が2人‥

 

「警察署の者ですが。子どもの泣き声が聞こえるという通報がありまして〜 ひどい泣き声なので虐待じゃないかと。お話伺えますか」

 

うわー‥

さっきの泣き声を通報されてしまったんだ… 虐待を疑われてる。もう、その時点で気が動転してしまいました。

警察官の対応は全く威圧的ではななく、むしろ丁寧だったと思います。そして慣れている様子でした。何があったのか教えてください、と言われたので一通り経緯を説明しました。

 

「ふんふん、いわゆる『締め出し』ってやつですね」

 

と、手帳にメモ。私はおそるおそる、気になっていたことを聞きました。

 

「あの… 通報した方は、同じマンションの人なんでしょうか?」

 

同じ建物に住んでいて、顔見知りの人、或いはこれから顔を合わせる人が通報したとしたらイヤだなぁと思って聞いたのですが、

 

「いや、通報者が誰なのかは、我々も分からないんですけどね」

 

との答えでした。

でも、警察が(時間的にもおそらく)まっすぐこの部屋にやってきたことを考えると、同じマンションの住人が通報したのであろうことは察しがつきました。

 

「お子さん、ちょっと身体見せてもらってもいいですか?痣とかないか、確認させてもらってるんです」

 

長男は既に機嫌よく湯船に入っているところでしたが、ちょうどいいといえばちょうどいいタイミングです。素っ裸ですから‥

警察が来ていることを夫に伝え、お風呂途中の長男を軽くバスタオルで拭いて玄関へ。長男はポカーンと警察官を眺めており、先方もようやくそれで安心したようでした。

パッと見で長男の身体に痣や傷がないことが分かったのでしょう、

「あ、大丈夫ですね」

それ以上よく見ることはせず、私は長男をお風呂へ戻しました。

 

その後、私の氏名と電話番号、職業を訊かれたので答えました。気分は犯罪者でした。

 

「お騒がせしてすみませんでした‥」

 

私があまりにしょげていたからか、警察官はフォローするように、

 

「最近、通報増えてるんですよ。本当に虐待だった場合は賞金を出すってところもあるくらいなので…」

 

と言ってくれましたが、最早私の心には全く響きませんでした。

 

通報されてしまった‥ 頭の中はそのことばかり。

誰が通報したのかは分かりませんが、心配させてしまったし、心配というより泣き声がうるさくて迷惑だったのかもしれないし‥

近所の誰かが、私のことを虐待する親だと思っている。その事実が、その後数年間は重く心にのしかかっていました。

 

通報されてしまう可能性は、誰にでもある

長男をベランダに締め出すべきじゃなかったし、近所の人からしたら「虐待では?」と心配になって当然だし、泣き声は騒音、迷惑でもあったでしょう。

私は、自分や兄弟が子供の頃親を怒らせるとよく外に締め出されていたこともあって、同じ感覚で虐待のつもりは全くありませんでした。が、人によっては虐待にあたるのかもしれないですし。

やるべきではなかった、非は自分にあったと今では反省しています。

その時からしばらくは「何で?何で?!」と頭の中はそればっかりでしたが、今となってみれば通報されても仕方がないレベルだったと思います。

 

通報されたことはものすごくショックでした。

当然それ以来二度と「締め出し」はしなくなりました。

が、「締め出し」に限らず子どもが大声で泣くことはあるし、全く虐待などではなくても、子供が泣き止まずに誤解から通報されてしまうケースは少なくないかのかもしれません。

家庭内で何が起こっているかなんて、外からは分からないし、分かるのはただ「子どもが大声で泣いている」という現象だけだからです。

 

通報された側は、何とも気持ちの整理がつかなくて辛い時期が続きます。

が、そういうこともあるし、現に通報によって子どもの命が助かっているケースもあるはずなんですよね。

 

主張が上手くまとまらないのですが、この記事を書くことで、虐待ではなくても疑いで通報されてしまうケースは割とあるのだ、ということを知って欲しかったのです。

モヤモヤしているのも、あなただけではありませんよ、と。

 

泣き声を通報しようか迷っている人へ

通報された側の経験と心情だけをつらつらと書いてきましたが、それでもニュースで子どもの虐待死の報道を見るたびに、やはり近所の関心と通報は必要なのだ感じます。

「異常では?」と感じたら、通報してよいと思いますし、私もそうしようと思っています。

子どもは泣くもの、もしかしたら虐待や事件事故ではなく、ただ機嫌が悪くて、ただダダをこねて泣いているだけかもしれない。その可能性は、大いにある。

 

一方で、本当に虐待かもしれない。

 

通報して、確認してもらわなければ分からないこともあります。通報することで、幼い命が助かるかもしれません。

通報者のプライバシーが明かされることはないはずですし、警察に行ってもらった結果、虐待でなければそれでいいのですから!

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