35歳、約5年ぶりの出産です。今回私が無痛分娩を選択したのは、もちろん「陣痛の痛みを和らげたいから」… でもそれだけではなく、産後の体力の回復を早めることで、長男との時間を取り戻したいと考えたからです。
長かったマタニティライフももうすぐ終わり
いよいよ今月、2人目を出産の予定です。
妊娠発覚当初は、今回のマタニティライフについてもっと詳しくブログに書き残しておくつもりでした。今年6歳になる息子を妊娠中は、まだこのブログも始めていなくて、妊娠(つわり)や出産・新生児育児に関する記事は全て、記憶を頼りに書いたものばかりでしたので。
しかし!
本当は、
今現在(予定日まであと10日ほど)は「もうすぐ長かった妊娠期間(=体調不良)が終わる!」という開放感から、ようやく
というわけで、断片的にはなりますが、少しずつ書いていきますね。
さて、2人目の出産予定日が10日後に迫っているわけですが、
無痛分娩に関する詳しいことはまた出産後にまとめたいと思いますが、
予め日程を決めて、陣痛促進剤を使って出産することになるので、「計画分娩」ということにもなります。
一人目出産時の痛みが忘れられず、妊娠すら恐怖だった
今回の記事では、なぜ私が無痛分娩を希望したか、
もうカッコつけずに正直に言ってしまうと、「痛いのが嫌だから」
よく、「女性の身体は出産の痛みを忘れるように出来ている」
もう、息子を産んだ時の痛みが忘れられなくて… 「2人目が欲しい」と思えなかったことも、
痛みの感じ方には個人差があり、ママ友の中には「私、
体質なのか、痛みに強いのか、凄まじい精神力なのか… 陣痛も出産も平気だったそうです。その方は、間をあけずにお子さんを3人産んでましたね… 体質なら本当に羨ましいし、精神力なのであれば心から尊敬します…。
一方、私は性格的に怖がりなのもあってか、
あの痛み、再び…?! と思うだけで震え上がり、憂鬱になってしまうほど。
だから無痛分娩のことは、2人目を妊娠する以前から、かなり強く心の中にありました。
またつわりが長引くタイプで、
10ヶ月間もの体調不良に耐えた挙句、集大成はあの痛みかよ…
そう考えると、
少しでも安心して、出産の日を迎えたい。
私が無痛分娩を希望した一番の理由は、そこでした。
産後の体力回復を早め、息子との時間を取り戻したい
無痛分娩は、産後の体力回復が早いと聞きます。
産後は実母にしばらく手伝いに来てもらう予定ですが、
母も多趣味で何かと忙しい人ですから、あまり長くお世話になるのも申し訳ないし… またあまり長く一緒にいると、実の親子とはいえイライラして、トラブルになってしまう可能性もあります(笑)
前回は、退院後一週間程度ヘルプに来てもらいましたが、初のお産(普通分娩)で私がヘロヘロだったこともあり、実母の言動にイライラして仕方がなかったことを憶えています。今思えば、申し訳ない話です。
今回はどれくらいの期間、ヘルプをお願いするかはまだ分かりません。でも、できるだけ早くに私が回復して、母の助けを借りなくても生活できる状態には戻りたいと思っています。
また、5歳の息子がいるので尚更です。
この10ヶ月ずっと具合が悪く、
さらに後半も結局あまり回復せず、多少動ける日には何とか外出したりもしましたが、基本的に平日保育園のあとは、家でふたり。
息子を「テレビとお友達」
早く一緒に遊んだり、出かけたり、
生まれたら生まれたで、赤ちゃんのお世話に時間をとられることは分かっているのですが、起き上がれないほどの体調不良よりはマシだと思っています(前回の経験から)。
初めにも書いた通り、とにかく「痛み」
でも産後の体力回復を早めて、息子との時間を取り戻したい!というのも確かな思いです。
「痛い思いをして産んだからこそ可愛い」?
さて、以上の理由から無痛分娩にすることに決めた私ですが、
麻酔のリスクも気になりましたし(
よく言われる
「お腹を痛めて産んだからこそ可愛いのよ」
「痛い思いをして産んでこそ母親になれる」
というやつです。
よくよく考えてみれば「痛い思い」と「子どもの可愛さ」には何の関係もないはずなのですが、私は(情けないことに)
実際、無痛分娩にしたくても、
ですから、
夫には元々「次に出産するなら絶対に無痛分娩にしたい」と伝えていました。一人目の出産時に立ち会った夫は、私が血まみれでのたうち回る姿を見ていたためか、反対はしませんでした。
費用(分娩内金)は自分の貯金で支払いました。(私が通っている病院では、普通分娩の場合の内金は20万円、無痛分娩の場合は30万円です。あの痛みを軽減できるなら、10万上乗せする価値は充分にあると思っています)
両親も、私が無痛分娩にすることは知りません。
ずっと体調が悪かったので友人とも会っていなくて、
そして、一番危険なのがインターネットです!
無痛分娩にするにあたって、「無痛分娩とは何ぞや」
当然のことながら、
正直、反対する人の心理は分からなくもありません… 私も一人目は普通分娩(しかも吸引)で産みましたし、あの激痛に耐えた自分を誇らしいとすら思いました。
だから「痛い思い」をして出産した母親たちは、その痛みを避けてわが子と対面しようと思う女性を見下したり、嫌悪感を抱いたり、「私はあんなに痛い思いをしたのに!」という怒りを覚えたりするのかもしれません。その気持ち、想像はできるんです。
日本ではまだまだ普通分娩で産んでいる人がほとんどですから。
「私はこんなに壮絶な出産体験をした」
「私は無痛分娩なんかしなくても〇人産んでる」
「痛い思いをしたからこそ、可愛いのよ」
と、言いたい人は言いたい。
だけど、そういう書き込みを見る度に、
無痛分娩のしくみやリスク、手順については、
産むのは自分自身です。費用を払うのも私!
正直、私は周囲の声が気になる小心者だからこそ、余計な声に惑わされないためにも病院以外に「
以上が、私が無痛分娩を選んだ理由でした。
これを書いている今日時点では、まだ赤ちゃんが降りてきていないので、日程すら決められていない状態です。
どんな手順で、どうお産が進んでいくのか、本当に痛みを和らげることができるのか…? は、未経験の状態なので何とも言えません。体験談については、またお産が無事に済んでからブログにまとめたいと思いますので、お待ちくださいね。
さて、産婦人科でも「動け、動け」と言われているので、少しウォーキングでもしてこようかな。
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