夫のランチ代は、1日750円でした
夫の稼働日は、月に20日程度。当初はほぼ外食で、平均するとランチ代は1日750円でした。
オフィス街なので、普通に職場の人との付き合いでランチに行くと、1食1,000円前後にはなってしまいます。
会社の近くにはサイゼリヤもあるそうなので、1品+ドリンクバーで節約して… それでやっと、1食500円くらい。
1月までは、1,000円ランチの日×10日(10,000円)と、サイゼリヤ500円の日×10日(5,000円)で、ランチ代は月15,000円でした。
平均して、1日750円という計算です。
加えて、必須アイテムのコーヒー代もかかります。
私もですが、夫もコーヒー大好きで日に3~4杯は飲むタイプ。職場でも、毎日2杯は必ず飲んでいるとのこと。
毎朝、まずは会社近くのコンビニでドリップコーヒー(¥100)を1杯買います。
デスクでそれを飲みながら仕事して、なくなったら社内の自販機でもう1杯買う(¥140)という流れだそうで、となるとコーヒー代として1日最低240円は必ずかかる計算になります。
ランチ代と合わせると、1日約1,000円です。1ヶ月あたり、ランチ代とコーヒー代だけで約20,000円の出費があることになります。
月20,000円というのは、なかなか結構な額ですね…。年間にしたら、24万円。たかっ…!
…と感じてはいたものの、ランチ代に関しては、私は黙っていました。
特に新しい職場に入って最初の頃は、ランチタイムに周囲の人たちと交流するのは必要なことだと思います。特に、夫の職種は“コミュニケーション命”な部分もありましたので。
月々20,000円の“経費”により、職場の人たちとの交流ができて、夫のモチベーションも上がるなら… …それで稼いできてくれるなら、その方が絶対に良いのである。と、考えるようにしていたのです。
また、このたび稼ぎがぐーんと減った私の方から、積極的に夫の節約を提案するのもどうなの??と、遠慮していた部分も大きかったと思います。
コーヒーとお弁当。毎日続ければかなりの節約に
しかし。
どうやら夫にも、ランチとコーヒーにお金がかかり過ぎているという感覚はあったようです。
最近になって、夫の方から「お弁当を作って欲しい」との要請があったのです。もちろん、私も喜んで協力することにしました。
ランチに関しては付き合いもあるので、同僚と行きたい日もあるでしょうが、それでも月に10日でもお弁当が持参できれば、お金はだいぶ出ていかなくなります。
最悪、ランチタイムに食べなかったとしても、残業時などに夜食として食べてもらえれば、帰り際の衝動的な買い食い(これ、結構あるんです)や寄り道を防ぐことができますよね。
夏場はちょっと、危ないかもしれませんが。
ランチボックスは3COINSで
そんな事情により、今月からスタートしたお弁当。
まあ相変わらず私は料理が苦手ですので、切ったり茹でたり焼いたりしたものを適当に詰めるだけになるわけですが…。
ご飯が足りないと悪いので、これにおにぎりを1つつけてます。
ランチボックスは3COINSで買いました(税込¥324)。
スリムタイプの2段型ランチボックスなので、通勤かばんに収まります。お箸(小さいですが)も蓋の下に収まる形でついているので、かさばらないのが良いところ。
レンジ不可なので食べる前に温めたい人には不向きです。夫は冷たい弁当が好きなので、大丈夫でしたが。
そういえば私も基本、お弁当は温めませんね…。
ステンレスマグ(水筒)持参の結果…コーヒーは全く買わなくなった
続いて、コーヒーです。
毎朝、象印のステンレスマグにコーヒーを淹れて持たせるようにしました。
コーヒー豆(粉)はBig-Aとか、業務スーパーなどでなるべく安くて大容量のものを買っていますが、(夫曰く)コンビニコーヒーと味はさほど変わりません。
一方、価格はコンビニコーヒーとは比べ物にならないほどの安さです。
コンビニコーヒー4~5杯分のお金で、おそらく2週間以上はもっていると思います(私も日中、家で何杯も飲んでいるにもかかわらず)。
マグいっぱいに淹れておけば足りるそうで、毎朝私がコーヒーを淹れるようになってからは、コンビニや自販機では一切買わなくなったと言っていました!
「節約」も自分の仕事のひとつと考え、頑張ります
昨年秋に夫に継続的な仕事が決まったことで、数ヶ月間だけまともなダブルインカムとなりました。しかし、この度の私の退職により、家計は再び(ほぼ)シングルインカムへ…。
私が継続的に稼げるようになるまでは、たれ蔵の収入に頼ることになります。
となると、やはり大切になってくるのは「節約」ですね。
あのまま私が会社を辞めなければ、世帯年収としては我が家史上最高となったことでしょう。お金のことだけを考えたら、辞めない方が良かった。それは確かです。
でも会社員だった頃は、時間に追われ、気持ち的にも疲れ切っていました。帰ってからご飯を作る気力もなく、止むを得ずお金を払って解決していた部分が多かったように思います(頻繁な外食とか)。
節約のための「ひと手間」をかけるパワーがどうして沸いてこなくて、節約になると分かっているのに、行動しないこともありました。
特に2度職場が変わったここ3年は、消耗が激しく、ヘトヘトでした。
でも会社を辞めて1ヶ月、ようやく元気が出てきた気がします。
私は外で働くことを辞めた代わりに、時間的なゆとりと、精神的な余裕を手に入れました。
しばらくは、ろくに稼げない日々が続くとは思いますが… この「時間的・精神的ゆとり」を生かして、自分にできる限りの節約を頑張っていきたいと思っています。
余談ですが、夫婦で節約を考える場合、どちらか一方が相手に節約を「要求」する形になるとうまく行かないものです。
我が家はこれまでお金のことでは喧嘩が絶えなかったので、私も金銭絡みの話し合いには慎重にならざるを得なかったのですが… 今回はいい感じに「協力する」雰囲気となったので、良かったと思います。