もう10年以上、悩まされ続けてきた手湿疹・・・
水泡ができて痒くなり、やがて水泡が潰れてカサカサになるとまた痛みを伴う痒さが出てきて…
何度も何度も繰り返し、皮膚科ではいつも「主婦湿疹」「手湿疹」、だから「手を使わなければ治ります」と言われ続け…
そんなの無理に決まってるでしょ!と内心思いながらも、出された軟膏を塗ってその場凌ぎ。
もう治ることはないのだろう、と諦めていました。
そんな私の手湿疹が、ここ数ヶ月で急速に良くなってきたのです!
これ(↓)は、8月17日の写真。一番ひどい状態から比べたらまだマシな方ですが、カサカサで痒かった…。
それに対して、こちら(↓)が本日11月5日。どうです??
完全に…とはいきませんが、かなりきれいに治ってきています。消えて無くなっていた、爪の甘皮も復活しています。
今はもう、痒みはほとんどありません。
8月17日(↓)。人差し指(写真の一番上の指)の、皮が薄くなっているところ… ここが痒くて痒くてどうしようもありませんでした。今、写真を見るだけでも痒さを思い出してしまいます。
寝ている間に掻きむしってしまうので、全然、よくなりませんでした。
それが、見てください!11月5日(↓)。
人差し指の付け根に少し赤みが残ってはいるものの、ほぼ消えかけています。
左手も、8月はこんな感じで中指にも痒みが出ていましたが(↓)、
現在(↓)はきれいなもんです。
以前は何をするにも、いつも両手の痒み、痛みを意識せずにはいられませんでした。それはそれはもう、とても不便な状態です。
現在は、ほとんど気にすることなく、仕事も家事もできるようになりました。シャンプーも、洗顔の泡立ても平気です。
悩みがひとつ減り、ものすごく嬉しい…
でも、どうして急に治ってきたのでしょうか?
実は私も、理由は断定できません。が、思い当たることはふたつあります。
どちらか、或いは両方の理由によって、私が長いこと悩んできた手湿疹は治ったのだと思います。
①家事の際、軍手で両手を徹底的に保護した
前にも一度書きましたが、家事の際は手指の摩擦を防ぐために、常に軍手をするようにしていました。

特に洗濯物を畳む作業は、湿疹でボロボロになった指と衣服が擦れるため、痛みを伴う辛い仕事。
それが、作業用の軍手をはめることで直接の摩擦がなくなったせいか、とても楽になったのです。
夜は薬を塗った手に、軍手をして寝ていました。
ビニール手袋のように蒸れないし、薬成分が軍手に吸収されてしまうこともないため、寝ている間に少しずつ良くなっていきます。
今はもう薬も塗っていませんし、寝る時の軍手もしていませんが、家事の際の軍手は欠かせません。洗い物の時はもちろん、ゴム手袋を着用。素手で洗剤には、絶対に触れないようにしています。
このようになるべく手の皮膚に負担をかけないようにしたことが、功を奏したのでしょうか。
軍手を使い始めた当初はまだ痒みも強く、少し良くなってもまた荒れ始めて… の繰り返しでした。でもこの習慣を続けたことによって、傷が塞がり、再び荒れにくくなったのかもしれません。
最近では水泡が出てくることもなくなりました。
②夫に定期的な収入の見込が立った
え?手湿疹と関係ないじゃん!!と思う方もいるかもしれません。
が、私が言いたいのは「手湿疹の原因はストレスだったのかもしれない」ということです。
「ストレス」を理由にするのはあまり好きではないのですが、この件に関してだけは、無関係とは思えなかったのです。
自分自身の仕事のことも含め悩みは色々ありますが、特に大きな問題のひとつに、「自営業の夫の収入が待てど暮らせど安定しない」というものがありました。
思えば育休中も、家賃を含め主に生活費を負担していたのは私(育児休業給付金がありましたので)。
私が前職を3ヶ月で逃げるようにして退職したあとも、ゆっくり次の職場を探す余裕はなく…。
夫は自営で働いてはいたものの、その報酬がいつ入るのか、幾らなのか、見込が立たないことがしょっちゅうだったからです。
取引先から約束していたお金が入らないことも度々。
その度に、私が生活費を補填してきました。
家族3人の生活が私一人にかかっていると思うと、ものすごいプレッシャーでしたし、責任を分け合えない夫に腹が立つこともちょっちゅうで…。
この状態が私にとって大きなストレスとなっていたことは、疑いようもありません。
手湿疹は就職したころからずっとですが、悪化したのは結婚してからです。そして結婚以来、我が家はお金のトラブルが絶えませんでした。
常に憂鬱でした。不安でした。イライラしていました。
それが、この秋から夫に定期的な収入の見込みが立ちました。
それも今までのような小規模な取引先ではなく、紹介会社を通じて大企業に常駐することになったのです。
報酬の取りっぱぐれはほぼありえませんし、今の私の月収よりずっと高い金額での契約です。
この話が決まった時、本当に、肩の荷が下りたことを覚えています。
タイミング的には夫の仕事が決まった時から、手に水泡ができなくなりました。
軍手とゴム手袋でずっと保護してきた成果が、そのタイミングで現れ始めたのかもしれませんし、
本当に一番のストレスになっていた「夫の収入が不安定」という問題が解決したことが原因だったのかもしれません。
どっちなのかはハッキリとは分かりません。
ただ、ストレスに起因した手湿疹だった可能性もあるなあ… と思う、今日この頃です。