ぐるぐるデイズ

30代、転職に失敗したワーキングマザーが再起を図るブログ

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「体育会系の会社も悪くなかったのかもしれない」と最近になって思う

      2017/03/31

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体育会系の会社が嫌いで、ずっと辞めたいと思ってた

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私が新卒で入社した会社は、サービス業でどちらかというと体育会系の会社でした。

9年勤めましたが、もとが元気系の人間でないだけに、この体育会系の社風は最後まで好きになれませんでした。

しかし、「体育会系」とはかけ離れた会社に転職した今。当時を振り返って「あれはあれで、良かったのかもしれない」と思うことが増えてきて…。

今の会社を好きになれないために、単純に前の会社を懐かしむ気持ちが混じっているであろうことは否定できません。

でも、「体育会系の風潮」には、組織を維持し秩序を保つための、一定の機能があることは確かだなぁ…そんな気がしてきたのです。

(※ちなみに、夜中まで働かせても残業代が出ないとか、先輩が後輩をイジメ抜くのが風習になっているとか、倫理や法律に反するようなことをしている会社は「体育会系」ではなく「ブラック企業」です。この二つは、混同しないように…。)

 

サービス業にはまだまだ多いかもしれない「体育会系」の会社

私が元いた会社の「体育会系」とは、たとえばこんな感じです。

声が大きいことが正義

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入社時には、一週間の泊まり込みの研修があり、特にこれが典型的な「体育会系」。企業理念を暗記して大音量で唱和する、その試験から始まります。

 

「声が小さい!」「もっと声出せるだろおぉう!」

 

と、何度も何度もやり直し。サービス業であれば、今でもこういう会社はあるかもしれませんね。

内心、「大声で企業理念が言えたからって、何なんだ?」と思っていました。

入社後も毎朝、朝礼でこの企業理念を唱和する日々が続きます。私も毎朝大声で唱和しながらも、心底うんざりしていました。

 

声が大きい=優秀 という風潮

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大声を推奨するのはまあいいとして、私が嫌だったのは「声が大きいやつは仕事ができる」というよく分からない風潮です。

普段の仕事をよく見ていない上司などが、大音量の挨拶だけを見て「あいつは優秀」という謎の判断をし、大声社員に優先的に大事な仕事を任せる、そして案の定大失敗…という例がよく起こっていました。

「声の大きさ」という、単純で分かりやすい指標でしか評価ができない上司が多く、それがイヤでした。

 

「身だしなみ」にも異様に厳しい

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サービス業だったので当然のことかもしれませんが、身だしなみには社内規定があり、入社時は勿論、入社後も時々チェックされます。

問題はその「身だしなみ」の基準が厳しすぎて、どう考えても「時代遅れである」ということでした。

特に頭髪にはうるさく、髪の色や、前髪の長さ、男性であればモミアゲの長さまで上限が決まっていました。

 

「おい、モミアゲが長いぞ!」

 

身だしなみに厳しい上司に髪型を指摘されている男性社員を、社内ではよく見かけました。それも、ずっと「何だかなあ…」と感じていたのです。

何も、私が会社で派手な格好をしたくて、規程が邪魔だったから、ということではありません。

そうではなくて、ちょっと髪が長い部下を見かけたからと言って、まるで鬼の首をとったように注意をする人々が嫌だったのです。

中学生、高校生の生徒指導じゃないんだから。くだらない、そんなことより仕事しろよ…と思っていました。

 

精神論、根性論も多め

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多かったです、精神論。

例えば、「~をしようと思います」という言い方をするとひどく怒られ、語尾は必ず「~します」と言い切り型にしなくちゃいけないとか。

色々と、変な文化がある会社でした。

「言い切りにしないと、できないから」「思います、は逃げだ!」ということだそうです。

言ってることは分からなくはないのですが、それを普段の会話でやってしまうと明らかに不自然で…。

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また、自分が担当したイベントの当日、雨が降ってしまった時。当時の上司に

 

「雨が降ったのは、ぐる子さんのイベントへの思いが足りないからだ!」

 

と言われたのは衝撃でした。

自分では、この仕事のために何日も眠れないくらい思い入れを持ってやっていたつもりだったので、猛烈に腹が立って思わず反論したほどです。

(この上司はまだ良い方で、その後に「当日の天気にも責任を負う…くらいの気持ちで担当しなきゃだめだ」と解説してくれたのでまだ良かったのですが。)

でも…「思い」で天気は変えられないだろ!

「思い」「気合」「やる気」…社内で飛び交うそうした言葉にも嫌悪感を抱いていました。

 

体育会系は自分には合わない。私は9年間、ずっとそう思っていたのです。

 

体育会系でない会社が居心地が良いとは限らない

が、しかし。

いざ「非体育会系」の会社に転職してみると…「体育会系の方が良かった」と思うこともいくつか出てきました。

業種も、会社の規模も違うので、単純に「体育会系か非体育会系か」の違いだけではないとは思います。

でも、「体育会系の会社だったら許されないであろうこと」が今の会社ではまかり通っていて、そのために不愉快な思いをすることも少なくありません。

 

挨拶をしても無反応なこともある

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「おはようございます」

朝、そう声を掛けてオフィスへ入るのですが、反応がないこともあります。

返事があるとしても、PCから顔を上げるでもなく、消え入りそうな声で「…ぁよざいマース..」みたいな感じ。

朝からこれだと、何だか元気が無くなります。

朝礼的なものもないので、始業時間になると何とな~く業務が始まります。が、誰が何をやっているのか、互いにほとんど分からない状況です。

当時は意味がないと思っていた半強制的な挨拶や朝礼ですが、内容はともかく、あれがあったことで最低限人とのつながりが断たれることはなかったのだと思います。

 

身だしなみも、「だらしがないよりは、厳しすぎる方がマシ」

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というのも、今の会社には一人、明らかにガラの悪い男性がいます。

営業ですので、新規の訪問などもやっているはず…。が、どう考えても営業には、というよりはビジネスにはふさわしくない服装や髪型なのです。

服装に関しては、規定もなければ注意する人もいないので、彼はそのおかしな髪型で平然と営業に出ていきます。

以前は、モミアゲの長さにまで上限があるなんてバカバカしいと思っていました。

でも、なるほど規定がないと、こういう髪型がまかり通ってしまうことを思えば、頭のてっぺんから爪先まで細かく決まりが定められていたほうがずっとマシです。

社員のモミアゲをチェックして、「身だしなみ違反だ」と叱り飛ばすような上司も、一人くらい居てほしい…。

 

精神論、根性論とは無縁。社内で愚痴を言うのが当たり前

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根性論なんて久しく聞いていません。

それどころか、社内に漂う空気は諦めと疲労に満ちています。平然と愚痴や陰口を言い、それが当たり前になっているのです。

空元気のようなポジティブ発言や、「やりますっ!」「やらせてください!」「頑張りますっ!」「絶対に晴れさせてみせます!」みたいな返事を強制する社風は、大嫌いだったはずなのに…

でも、愚痴と諦めの渦の中に居る今、思うことがあります。

それは、ポジティブ発言で固めたところで、うまくいくとは限らない。でも、愚痴っていたら、ものごとが良い方向へ進む可能性はゼロだ、ということです。

今の会社でなくても、普通に仕事をしていたら、愚痴や不満は際限なく湧き上がってきます。でも不平不満は何も生まず、更に状況を悪くさせるだけ。

それを強制的にでも押さえていたのが、あのポジティブ発言や「やればできる!」の精神論だったのかもしれません。

 

未熟な組織には、「体育会系のノリ」も必要なのかも

もし、会社に居る人間全員が、常識があり、礼儀正しく、志が高い人たちばかりであれば、「体育会系のノリ」は必要ないのでしょう。強制などしなくても、社内の人間の自発的な行動だけで、良い雰囲気をつくることができるからです。

でも現実には、なかなかそんな会社はありません。

 

社内の秩序を保ち、社員の士気を一定以下に下げないための手っ取り早い方法、それが「体育会系のノリ」だったのかもしれません。

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