ぐるぐるデイズ

30代、転職に失敗したワーキングマザーが再起を図るブログ

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厭でイヤで仕方がなくて辞める会社だとしても、退職時には礼を尽くしておきましょう

      2017/03/31

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2017年1月末日付で、例の会社を退職しました

実際には1月半ばで勤務は終了し、それ以降は残った有休を消化させてもらっていたのですが…。ついに一昨日、正式な退職日を迎え、ようやく解放された思いです!

退職の意思を伝えてから、3ヶ月が経っていました。…長かった。

 

でも、これでもう、不明点を確認するだけで営業から怒鳴られる、などという理不尽な日々ともおさらばです。あの横暴な営業と、もう顔を合わせなくてもいいのだと思うと、それだけで嬉しくて仕方がありません。

 

また、事務の女性の愚痴に無駄にエネルギーを吸い取られる必要もありません。

昼休みにTVでニュースを観ながら、税金が高いだの、公務員がズルいだのといったクソつまらない議論が繰り広げられる中、じっと我慢しなくてもいいのです!

 

病気・貧乏・苦労の自慢大会に巻き込まれ、自分までグッタリしてしまうこともないし。

 

今後の収入や生活について、全く不安がないと言ったら嘘になります。

実際には、自分ひとりで稼ぐ力を身につけていかなければならない今後の方が、大変なことは間違いないでしょう。でも今は、ネガティブな環境を抜け出したことで、何とかなる/何とかしてみせる、という前向きな気持ちでおります。

 

 

「会社の不満をぶちまける」なんて、やらなくて本当に良かった

さて、本当に毎日通勤電車に乗るのが苦痛で仕方がないくらい大嫌いな会社でしたが、退職時にはできる限りの礼を尽くしておいて正解でした。

 

「辞めたい、辞めたい」とそればかり考えていた頃は、いっそのこと不満を全てぶちまけて辞めようかと考えていたこともあったのです。また、後々そうすることを私に勧めてきた同僚もいました。

でも、やらなくて良かった。

 

退職の段取りについて調べ始めると、ビジネス系のサイトには必ずと言っていいほど、「不満を理由に辞めるのはよくない」と書かれていることに気づきます。質問サイトなどでも、そうした意見が大多数。

 

会社への恨み、怒りが溜まりに溜まっていた当初は、「なんで?どうして、どいつもこいつもいい子ぶるの?」と苛立ち、躍起になって「不満を伝えて辞めてもいいんだよ~」と、背中を押してくれるような情報を探していました(笑)

 

そうした主張もあることはありましたが…明らかに少数派。前向きな理由を話す、或いは、建前の理由を話す、というのが常識のよう…。

 

「なんで??じゃあ、私の納得のいかない感情はどこへ持っていけばいいの?」

 

色々と常識外れで理不尽なことばかりの会社だったので(詳しくは書けませんが)、その理不尽さにずっと耐えてきたという濃縮された被害者意識が、私の中にどろどろと溜まっていました。

 

会社がおかしい、会社が悪いと思っている。だから、自分の都合で(自分のせいで)辞める、という形になることが、どうしても悔しいというか、受け入れがたい気持ちがあったのです。

大人げないかもしれませんが、最後くらい「あんた達、おかしいよ」「だから私は辞めるんだよ」とハッキリ言ってやりたい、そんな気持ちでした。

 

でも無事に退職を迎えた今、どう思っているかというと、

「建前の退職理由を伝え、退職日まで真面目に業務に励み、礼を尽くして正解だった」

そうすることを推奨する意見が多い理由が、今なら分かる気がします。

 

退職が決まれば、結構どうでもよくなるから

一番の理由は、これ。

 

当たり前のことですが、社内のことを何かと気に病み、腹を立て、恨みつらみを溜め込んでしまうのは、自分がその会社の社員だから。社員という「部内者」の立場で考えているから、我慢ができなくなるのです。

 

特に、「辞めよう」と決意する直前は、その感情がMAXになっている場合が多いものです。私も限界でした。

 

退職が決定するまでは、「その会社の社員」として、物事を考えています。だから、ことある毎に腹を立てたり、傷ついたり、悩んだりします。当事者ですから、当然のことです。

 

でも、正式に退職が決まった瞬間、気持ちが変わるのを感じました。

 

まだ一応社員として在籍はしているけれど、気持ちは半分、社員ではなくなった、というか。もちろん仕事はきちんとやっていたつもりですが、これまでと同じような厭なことが起こっても、当事者として打ちのめされるのではなく、外側から客観的に見られるようになりました。

 

「こんな思いも、あと数回だろう」

「彼らはこんなことを、いつまで続けていくつもりなんだろう」

「残る人は、大変ですね…」

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と、いう感じに。

もともと愛社精神など欠片もありませんでしたから、どれだけ社内が異常だろうが、ネガティブだろうが、効率が悪かろうが、失礼ながらどうでもいいと思えるようになったのです。

 

それまで来る日も来る日も、悩みに悩んで、心をすり潰してきた出来事に対して、あまり深く考えなくなりました。

 

そういう心境になったときに、思ったのです。

「不満をぶつけるなんて、バカなことしなくて良かった」

 

そんなことしなくても、退職することが決まれば社内のつまらない事情などどうでも良くなります。

営業の恫喝もやや遠くに聞こえるようになり、同僚の女性の愚痴もあまり耳に入らなくなる。役員達の理不尽でおかしな判断も、自分とは無関係だと思えるようになります。

不満を伝えたらスッキリするかなと思っていたけれど、そんなことしなくても退職が決まればそれだけで充分スッキリしてしまったのでした。

 

逆に、不満を伝えていたらどうなっていたことか…。

相手も私に良い感情は持たないに決まってますし、退職までの数ヶ月間、気まずい思いをしながら過ごすことになったでしょう。

何も、辞める時にわざわざ後味の悪い思い出を作る必要はないのです。

 

賞与や有休など、待遇に影響する可能性があるから

私は、できるだけ低姿勢で今回の退職交渉を進めました。

 

「家庭の事情でこれ以上勤め続けることが難しく、申し訳ありませんが…」

「皆さんには本当に良くしていただき、できれば長く勤めたかったのですが、やむを得ず…」

「退職時期についてはできるだけご迷惑にならない時期にと考えていますので、相談させていただきたく…」

 

本当は、「こんな環境に長く居たら病気になってしまうので、一刻も早く辞めさせてくださいよ!」…というのが本音だったのですが、それはひた隠しに。

 

終始すまなそうな顔で、退職の話し合いを進めてきました。

 

そして、正式な退職日については会社の希望に合わせる形とし(転職の予定がないからできたことですが)、その後も通常業務や引継ぎには、真剣に取り組みました。

 

役員にとっての印象も、悪くなかったのだと思います。

私が退職が決まったのは、ちょうど冬のボーナスが支給される頃でしたが、他の社員と同様に、きちんと戴くことができました。

大手企業でしっかりとした評価制度のあるところなら心配ないかのもしれませんが、中小・零細企業、特に私の居たような同族会社では、社長の気持ちひとつでどうなるか分かりませんでしたから…。

また残った有休に関しても、退職前に全て消化して良いと言ってもらい、約半月、遠慮なく休ませてもらいました。

 

このように、退職直前の待遇を悪くすることなく辞めることができたのも、低姿勢で退職交渉を進めてきた成果だろうと思っています。

 

「会社都合」の退職にならないなら、不満を伝えるメリットはほとんどないから

勿論、何が何でも「自己都合で、穏便に」退職することを勧めているわけではありません。

 

サービス残業や賃金未払い、パワハラ、セクハラなど、明らかに会社側が違法であるならば、きちんと掛け合い、会社都合での退職にする必要があると思います。失業保険の給付時期や、金額も変わってきますので。

 

ただ私の場合、会社は色々な意味で異常ではあったものの、「違法か」と問われたら… そうとも言えない。「会社都合」の退職になりそうな、確固たる証拠もありませんでした。

 

となると… 仮に不満を伝えたところで私には「一時的に溜飲が下がる」以外のメリットはなく、代わりに退職日まで気まずく重苦しい思いで過ごさなければならない、という無駄な試練が課されることになるだけです。

 

だからこそ、「完全なる自己都合で、申し訳ありません!」という態度で貫き通しました。結果、それで良かったと思っています。

 

最終出勤日にはオフィスにいる人には、菓子折りとお茶を配って回り、一人ひとり挨拶をしました。

また当日不在の人もいたので、全員宛に退職挨拶のメールを送り… おしまい。

 

一応名残惜しそうなフリはしてみたものの、実際には何の感情も湧いてきませんでした(笑)

 

在職中はとにかく色んなことが辛くて、腹が立って仕方がなかったのですが、後味の悪い思いをすることもなく、綺麗に辞められて本当に良かったと思います。

 

厭でイヤで仕方がなくて辞める会社だとしても、退職時には礼を尽くしておくのが正解だと言えそうです。

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