ぐるぐるデイズ

30代、転職に失敗したワーキングマザーが再起を図るブログ

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転がり落ちるようにして経験したキャリアダウンの話(3)~やりがいのない仕事。でもお金の不安から正社員になることを選んだ~

      2017/05/15

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紹介予定派遣で入った会社。仕事が暇で、やることがない

喜び勇んで転職した先を、わずか3ヶ月で退職…

直後に紹介予定派遣で入ったのが今の会社ですが、最初の1~2ヶ月はあまりのやることのなさに愕然とする毎日でした。

なぜ自分が雇われたのか、疑問に思うほど。

 

見積やら請求書やら、頼まれた書類を作っても30分もかからずに終わってしまいます。

電話もそれほど頻繁に鳴るわけじゃない。

ゴミをまとめたり、灰皿を拭いたり、飲み物を補充したり… そんなふうに雑務をこなしてみても、すぐ手持無沙汰になってしまう。

 

同じ事務の先輩に、何かできることはないかと聞いてみても、「特にない」と言われました。

 

「言われたことだけを、その通りにやってれば大丈夫ですから」

 

実際、私に割り振るほど仕事がなかったのかもしれません。

彼女たちもさほど忙しいわけではなかったようで、よくタバコを吸いに休憩室に姿を消していました。

 

ますます、何のために雇われたのか分からなくなりました。

派遣会社からは「とても忙しい職場で、人手が足りないから」と聞いていたのですが、そんな気配もありません。

契約当初は安いと感じていた時給も、仕事量に対して高すぎると感じるようになりました。

それくらい、やることがなかったのです。

 

慣れないうちは、見積もりや発注を指示してくる営業担当とのコミュニケーションがうまくいかず、人間関係には気を遣いました。

 

それでもトータルの仕事量は少ないし、指示通りやるだけの仕事でしたので難しいことはありません。

派遣だから、当然だったのかもしれませんが…。

 

「仕事をください!」とあまりしつこく言ったところで、先輩を困らせてしまうようです。

仕方がなく、指示があった仕事をこなし、電話をとり、来客にお茶を出し、テーブルを拭き、ゴミをまとめる… 余った時間は仕事をしているフリ。

 

1日がおそろしく長く感じられました。

 

そんな調子で何となく毎日が過ぎ、半年が経ちました。

 

派遣期間で契約終了にしようか迷うほど、魅力がない職場だった

正直なところ、社員になるか、派遣期間で終了するかはかなり迷いました。

このままこの会社で今の仕事を続けていいものか…。

 

「何でもいいから、とにかく仕事に就かなくては」と考えてありついた仕事だったし、面接でも「何でもやります」と答えたんだから文句は言えません。

 

(こんなにも、“何もやらない”とは思わなかったけど…)

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人と話すことすら苦痛なほど消耗していても、数ヶ月経てば、完全にではなくても復活するものなんですね。

 

同時に仕事への意欲もまた、少しずつ戻ってきていたのしょう。

以前と比べてずっと難易度が下がってしまった仕事をこなしながら、「私はもっとやれる」という気持ち…自負というか、プライドというか… を、押し殺すのには苦労しました。

 

もしこの先もずっと同じような仕事しかないとしたら、何かしらのスキルが身につくとも思えないし、そんな葛藤を抱えたまま社員になって大丈夫だろうか。

 

こんな仕事をしていたら、できる仕事もできなくなってしまうんじゃないか。

 

そもそも、私にとってもこの会社、この仕事でいいかどうかを見極めるための「派遣期間」だったんじゃないのか。

 

仕事での“やりがい”や”成長”を求めるなら、そのまま社員になるべきではない、と思われました。

 

結局、紹介予定派遣を経て、正社員として就職することを選んだ

もう一方で、そんな気持ちにブレーキを掛ける考えも働いていました。

 

社員登用を断るということは、もう一度、ゼロから就職活動をすることに他なりません。

 

希望の仕事が見つかる保証もなければ、運よく見つかったとしてもその仕事が続くとも限らない。

“やりがい”、“成長”だけのために、また同じリスクを冒したくはない。

私には1歳の子どもがいて、彼に不自由な思いをさせるわけにはいきません。

夫の収入が安定しない今、定期的な収入を得られるのは我が家で私だけなのです。

 

そのことが、一番大きかったような気がします。目の前の仕事が好きになれなくても、「今は」とにかく経済的に安定することが何より重要だと考えました。

 

収入源が無期限で断たれるよりは、以前より年収が下がったとしても、低いところで安定するほうがいい。

派遣期間が終わる頃には、少しずつ暇な時間もなくなっていきました。私はそのまま、社員になりました。

 

仕事が簡単になって、年収が下がった。

 

これが、この約一年の間に私に起こった表面的な変化です。キャリアアップを目指していたはずが、まんまと、キャリアダウン転職をしてしまったわけです。

 

キャリアダウンするのはびっくりするくらい簡単で、まさに転がり落ちるようでした。

 

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