ぐるぐるデイズ

30代、転職に失敗したワーキングマザーが再起を図るブログ

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育休からの復職後、「戦力外」にならないために私が注意していた3つのこと

      2017/03/31

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前回の続きです。

前記事はこちら→「ワーママって、迷惑…」同僚をウンザリさせた2人の先輩ワーキングマザーのこと

  • 高い等級にもかかわらず、簡単な仕事ばかりを抱え込むAさん。
  • 息子の体調不良に備えて、仕事を断り続けていたBさん。

部内で疎まれ気味だった2人のワーキングマザーを間近に見て、私は絶対にそうはなるまいと心に決めました。ちなみに当時社内で推奨されていた「女性の活用」などどうでもよく、その時はただただ単純に、自分のためでした。

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というのも、私は超がつくレベルの小心者で、他人の目が気になる人間です。だから先輩たちのように、周囲から反感を買いながらも勤め続けられる自信がなかったのです。もし、自分も周囲から疎まれてしまったら…と思うと、生きた心地がしませんでした。

 

当面はその会社、その部署でやっていくつもりだったので、「子どもが最優先ですから!」と言えるしたたかさを持てない私は、周囲に認められるだけの働きをするしかない、と考えたのです。

 

加えて、仕事に関してはプライドもあったので「戦力外」だと思われることには耐えられませんでした。育休前は部内でもそこそこ頼りにされていただけに、「休んでるうちにナマったな」と思われるのも厭だったのです。プライドというか…もうただの見栄ですね。

さて、このようにあまり褒められた動機ではなかったものの、結果的に私は全力投球で復職後の仕事に臨むことになりました。

 

意地悪な言い方になるかもしれませんが、「こういう行動は迷惑である」「こういう発言は周囲を苛立たせる」という分かりやすいお手本が、身近に2人もいたのです。私はその逆を行けばいいだけだったので、進むべき方向はすぐに見えました。

実践するのは、やはりなかなか大変でしたけど…。

 

復職後、「戦力外」にならないために気をつけたこと

私が復職後、周囲からの信頼を得るために注意していたことは以下の3つです。

  1. 面倒な仕事を引き受ける
  2. マニュアル・議事録・進捗メモを残し、万一の欠勤に備える
  3. 夫にもできる限りの協力を要請する

では、順に説明していきましょう。

 

面倒な仕事を引き受ける

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…なんて、さらっと書きましたが実際にやるのは大変です。でも、ワーキングマザーだろうがそうでなかろうが、人がやりたがらない仕事を進んでやる人間は、少なくとも疎まれることはありません。

結局、これこそが最重要ポイントだったと思っています。

 

私が復職した当時の職場に関して言えば、2人のワーママが単純作業を占領している一方で、時間のかかる厄介な仕事は担当者不在のまま放置されている状態でした。だから、私はそのうちのひとつを貰うことにしたのです。

 

休職前にも何度か担当したことのある仕事で、内容は分かっていました。詳細は省きますが、とにかく関連する部署が多く調整が大変、書類やデータのやりとりも煩雑で、その上担当になってしまうと半年は離れられない…という、手間も時間もかかる、まさに「面倒な仕事」だったのです。やりたい人はいません。

 

そろそろ始動させなければならない時期に入っていたにも関わらず、担当がきちんと決まっていないようだったので、私にやらせて欲しいと申し出ました。

 

「えっ、大丈夫ですか?お子さんもいることだし、無理しない方が…」

 

上司は驚き半分、喜び半分の複雑な表情です。

 

「過去に何度か担当しているので、流れは分かっているつもりです。」

「ただ、出張や残業は以前のようには対応できないと思うので、細かい分担は相談させてください。メインの進行はやれると思います」

 

私がそう言うと、上司は心底ホッとした様子を見せていました。

 

「他の人がやりたがらない面倒な仕事」こそ、ワーキングマザーにとってはチャンスです。印象も良くなるし、他に誰もやりたがらないからこそ、必要とされるでしょう。ここは戦略的に引き受けておくのが正解だと思います。

※もちろん、まるで未経験の大変な仕事を受けて、その結果トラブルになってしまったのでは元も子もありませんので、見極めは慎重に…。

 

 

マニュアル・議事録・進捗メモを残し、万一の欠勤に備える

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私より半年前に復職したBさんは、保育園からの呼び出し電話が多く、しかもその度に何日間か休まなくてはならなかったりして、とても辛そうでした。復職後半年で早くも、「もう有休がない…」と嘆いていました。

Aさんも「今はだいぶ減ったけど…」とは言いつつも、子どもが2人いるとやはりそれなりに早退や欠勤は多くなります。冬場は度々保育園からのお迎え要請や、上のお子さんの学級閉鎖などで帰らざるを得ないこともありました。

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彼女たちが早退・欠勤した際に度々問題となっていたのが、仕事に関して引き継ぎもなく、進捗も分からず…で、周囲はどうしたらいいのか分からない、ということでした。

 

代わりに進めておいて欲しいという依頼もなく、でも他部署から締め切りの連絡があったりして、周囲の人間は対応に追われることになります。

 

しかし代理で進めるにしても、仕事の内容が欠勤した本人のデスクトップや、ひどい時には頭の中にしか残っていないということもありました。頻繁に早退・欠勤するにもかかわらず、当人の仕事の内容が、他人がアクセスできない場所にある、というのは大問題です。

共有フォルダ内に残っている資料も整理されておらず、代理の人間が見ても何が何だかよく分からない状態でした。

 

そうした状況を目の当たりにし、私が心掛けたのは「自分の仕事の内容を、常に記録に残す」ということでした。

仕事の難易度に関わらず、自分の仕事についてはできるだけマニュアルを作成しておくようにしました。これはいざ自分が休むことになり、誰かに仕事をお願いしなければならなくなった時に、参照してもらえるようにするためです。

 

自分ではさほど難しい仕事ではないと思っていても、それは「自分が今現在その仕事を担当しているから」なのです。他人からすると細かい点が分からなかったり、注意すべき場所が見えなかったりする…ということが、往々にしてあります。

 

早退するときは大体緊急でバタついていますから、そんな状況で、口頭のみで引き継ぎをするのは危険だし、それこそ迷惑でしょう。説明不足や、受け取り側の勘違いもありうるし、事故の元です。

だから私は、本当にちょっとした事務作業に関してもマニュアルを残すようにしていました。難しいものでなければ、そのマニュアルさえ見てもらえれば、代わりに進めておいてもらうことができるように。

 

その他、部内外での打ち合わせ議事録や、自分の仕事が今どのような状態にあるのか…といった進捗メモも、できる限り<文字情報>として、共有フォルダ内に残すようにしていました。

 

早退や欠勤が増えがちなワーキングマザーは、「仕事の内容は自分にしか分からない」という状態を、何としても避ける必要があります。

 

また小さな子どもがいる以上、以前と全く同じように働くのはやはり不可能です。私も復職後は必要に迫られて、「人に割り振る」「依頼する」機会が増えました。早退・欠勤がなかったとしても、時短勤務や、残業ができないことにより、実働時間がぐんと少なくなったためです。

 

この時にも重要になってくるのが、いかに業務が整理され、他人が理解できる状態になっているか、ということでした。その意味でも、「マニュアル化」「文書化」する習慣はとても役に立ちました。

 

 

夫にもできる限りの協力を要請する

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我が家の場合、夫が自営業だったために協力体制をとりやすかったという点については、先に断っておかなければいけないかもしれません。

 

Aさん、Bさんともに旦那さんが会社員だったこともあり、保育園の送り迎えや体調不良時の園からの呼び出し、看病のためのお休み…など、全て母親である彼女たちが一人で対応していました。

 

その上、仕事もこれまで通りに1.0人分を…というのは、確かに余程の超人でなければ難しかっただろうと思います。実際、AさんもBさんも毎日ヘトヘトになっていて、辛そうでした。

 

もちろん私自身も、“超人”からは程遠い人間です。それでもボリュームの大きい仕事を引き受けて、無事完了させることができた背景には、「夫との協力体制」がありました。

 

たとえば、

  • 保育園の送迎は、送りは夫・お迎えは私
  • 体調不良時の早退は、原則は私(難しい場合は、要相談)
  • 看病で数日仕事を休まなければならない場合は、交代で休む

 

など、夫婦の片方にだけ負担が行くことを極力避けるよう、復職前に相談の上、いくつかルールを決めていたのです。

お蔭で、私は朝は通常通りの時間に出社することできたので、実働時間を極端に減らさずに済みました(お迎えのため、夕方は1時間の時短としていました)。

 

息子の発熱時もできるだけ交代で休むようにしていたので、私も長期不在にすることなく仕事を進めることができ、その分同僚に負担をかけることも少なくて済んだと思っています。

 

…そもそも(とても幸いなことに)、息子は生まれつき身体が頑丈だったのか、保育園を休むことはほとんどありませんでした。そのため、上記のルールが発動したのも復職後半年で2~3回程度。同僚からも不思議そうに、「お子さん、元気だね…?」と言われるほどでした。

(こればっかりは、とにかく自分が幸運だったとしか言えませんが…。)

 

いずれにしても、すべて一人で担いながら、仕事も以前と同じように、というのは無理な話です。ワーキングマザーが仕事でできる限り生産性を上げるには、「家族の協力」は必要不可欠です。

 

以上の3つの心がけによって、私は大幅にパフォーマンスを落とすことなく復職することができました。

 

「大幅にパフォーマンスを落とすことなく…」というのは私の感覚でしかありませんが、「ぐる子さんが戻ってきてくれて、本当に良かった」というありがたい言葉を何人かからもらうことができましたし、責任の範囲も休職前とほとんど変わっていなかったことは事実です。

 

最終的に、復職後の自分の仕事が評価されていたと分かったのは、後日私が転職することが決まった時のことです。

私の後任として他部署から引っ張られてきた人が、社歴も長く、優秀な女性だと知った時は…ちょっとうれしかったですね。

 

後日、改めてまとめた記事はこちら

復職後にどれだけやれるかは産休前の働き方にかかっている、という話

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