ぐるぐるデイズ

30代、転職に失敗したワーキングマザーが再起を図るブログ

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「ワーママって、迷惑…」同僚をウンザリさせた2人の先輩ワーキングマザーのこと

      2017/05/25

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私が復職した職場には、すでに2人の時短勤務者がいた

私が前々職の会社で育休から復職したのは、今から約3年前のこと。その時点で同じ部署には既に2人、時短制度を使いながら働く“先輩ワーキングマザー”がいました。

30名程度の部署なのに、私が復職すれば時短社員が3人目。これは、かなり異例の事態だったと思います。

 

「先人がいるから大丈夫。安心して戻ってきて!」

 

復職直前、同僚にそう言われてホッと胸をなで下ろしたのも束の間…いざ復職してみると、2人揃って上司や同僚からあまり快く思われていないことが判明したのです。

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ワーキングマザー3人目として同じ部署に復職した私は、「自分は受け入れてもらえるのだろうか」という不安と、「絶対に、戦力外にはなるまい」という焦りを感じ、とにかく必死だった記憶があります。

 

※2017.05.25※

最近は、少し考え方が変わってきました→ ワーキングマザーは「職場に迷惑をかける勇気」を持てばいいと思う

 

“女性の活用”を推奨する経営側と、ワーママの扱いに戸惑う現場

当時、その会社はとにかく「女性の活用」を推していました。女性の社員比率、幹部比率、勤続年数を上げることで、「ほら、こんなに女性が活躍している会社ですよ!」ということを、社会にアピールしようとしていたのです。

 

だから会社の方針としては、当然「ワーママ大歓迎」でした。

出産しても辞めずに、産休・育休をとって戻って来てほしい。長く働いてもらうことで、ゆくゆくは女性の役職者や幹部の比率を上げ、「女性が活躍できる会社」としてガンガン社内外にアピールしたい…と。

実際、産休・育休はもちろんのこと、時短や育児時間、看護休暇などの制度も一通り整っている会社でした。

 

しかし。

それはあくまで「上層部の考え」です。実働部隊である各部署としては復職した女性達をイマイチ活用しきれず、むしろ扱いに困っているような状態だったのです。

 

復職当初、私が目の当たりにした状況を簡単にまとめると、こんな感じ(↓)でした。

 

  • 会社は“女性活用”を推進し、社内外にアピールしたい。そのためにはとにかく一人でも多くの女性を採用し、登用し、長く働いてもらいたい。

 

  • 上司は産後復職した女性にも、もっと手や頭を動かして働いて欲しい。けれど、会社が「女性が働きやすい会社」を推している以上、彼女たちの扱いには慎重にならざるを得ない。その結果、社歴が長く、等級が高いワーキングマザーに対しても、遠慮して負担の少ない仕事しか任せることができない。

 

  • 一方、復職した女性は幼い子供のために常に充分な余力を持っていたいと考える。よって「腫れ物」扱いに甘んじて、自分にできる範囲の仕事だけを選んでやるようになる。

 

  • 必然的に、負担の大きい仕事や責任のある仕事は、周囲の≪ワーキングマザー以外≫の社員に回ることになる。ワーキングマザーの等級(=給料)と、職務内容が明らかに合っていないことに対して、周囲は不満を持つようになる。

 

会社の方針、各部門長やリーダーたちの意識、周囲の感情、そしてワーキングマザー自身の姿勢…。それらが全くもって噛み合っておらず、その結果、非常にいびつな状態を作り出していました。

それぞれに改善すべき点はあったと思います。しかし私が復職した当時の職場に限って言えば、復職した女性たちの仕事への取り組み方には、かなり問題があるように感じられました。

私も復職したてのワーキングマザーである以上、先輩たちの二の舞になる可能性は大いにありました。「会社」や「上司」の対応について意見する前に、自分の振舞いに充分注意を払わなくてはならない…

そう考えた私は、まず先輩ワーママの言動や仕事の進め方を、よくよく観察することにしたのです。

 

2児の母である「Aさん」の場合

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高い等級にも関わらず、簡単な事務ばかりを抱え込むワーママ

まずは部内で一番最初に復職し、以来ずっと時短で働いていたAさん。社歴も長く、等級も私よりいくつか上で、本来であればリーダーとしてチームをまとめ、何かしらのプロジェクトを自分の責任で進めていかなければならないような立場の人でした。

 

ところが、彼女が受け持っていたのは事務的な仕事のみ。同僚に聞くと、どうやらAさんは自ら進んでそれらの仕事を担当したようです。でも、それが自発性、積極性からではないことを、周囲は見抜いていました。

「あの人は難しい仕事を振られないようにするために、簡単な仕事を抱え込もうとしているだけ」

Aさんについては、そんな噂がささやかれていたのです。

というのも彼女の仕事は、蓋を開けてみればどれもこれも、内容的には新入社員でもできるような作業ばかり。とても15年選手のリーダークラスの人間がやるような仕事ではなかったのです。

 

時には誰に指示されたわけでもない、必要のない仕事を作り出して自分の業務に加えることで、忙しさを演出。昼休みもデスクでサンドイッチを頬張りながらPCに向かっていましたが、その結果何が出来上がっていたのかは誰も知らない…という状態でした。

 

自ら進んで仕事をつくることは大切だとは思いますが、それが誰からも必要とされていない、誰の仕事とも連動していないものとなると、問題です。

 

他にも彼女クラスの社員がやるべき仕事はたくさんあったのに…

確かに、「負担の大きい仕事を振られないためのパフォーマンス」と受け取られても仕方がないような状態でした。

 

「降格させて欲しい」が口癖。周囲はイライラしながら聞いていた

Aさんが必死で忙しさをアピールし、新しい仕事を寄せつけないようにしていたのには、彼女なりのポリシーがあったからです。

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「私は子育てに影響を及ぼさない範囲でしか、働かないって決めてるから。」

 

私が復職したばかりのころ、Aさんは私にそう言いました。先に復職したワーキングマザーとしての、アドバイスのつもりだったのかもしれません。

 

「子ども達に負担をかけるくらいなら、その時は会社を辞めるって決めてるの。」

 

この言葉だけ聞くと、非常に愛情深い母親のようにも思えます。でも、社会人としては失格です。こんなことを会社で堂々と言ってしまう人とは、誰も一緒に働きたいとは思いません。

 

「子ども達のことを第一優先にする」と決めるのは自由です。ただそれを、会社で言ってはいけなかったと思うのです。責任ある仕事を避けていることを、自ら証明しているようなものだからです。

 

当時は時期的にも忙しく、誰もがギリギリのところで踏ん張っているような状態でした。にもかかわらず、彼女の職位であれば本来担うべき責任を逃れ、「子どもたちに負担をかけない程度にやってます」と堂々と言われたら… 頭に血が上る人がいて当然です。

 

Aさん自身、自分が等級に見合った仕事をしていないという自覚はあったようです。また、それを周囲から指摘されることを嫌がっていました。

そこで先手を打つかのように、「自分は降格になるべき」と、度々口にしていたのです。

 

「私は職位に見合った仕事をしていないから、もう降格させて欲しい…。」

 

この発言こそが、ますます周囲の感情を逆撫でする原因となっていました。

  • 「自覚があるんなら、等級に見合った仕事をしろ」
  • 「これまでずっと、その分の給料を貰ってきたんだから」
  • 「本気で降格させて欲しいなら、その気で上司に掛け合えばいいのに」

…と、まぁ何を言っても何をやっても、反感を買ってしまうようなレベルでした。ワーキングマザー云々というよりは、Aさんの性格に拠るところが大きかったとは思いますが。

 

私より半年前に復職していた「Bさん」の場合

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仕事が増えることを頑なに拒み続けるワーママ

もう一人は、私より半年ほど前に復職したBさんという女性です。彼女もAさん同様、仕事を増やさないように用心深く立ち回っており、当然のことながらその態度は周囲からよく思われていませんでした。

 

「これとこれを、Bさんにやってもらえると有難いんだけど…」

 

ミーティングで上司が遠慮がちに振ると、途端にBさんの顔が曇ります。

 

「まだ、○○も終わっていませんので…」

「それをやると、△△ができません。どちらが優先ですか?」

 

そんな感じで、絶対に仕事を受けようとしないのです。

「どっちも優先なんだよッ!」…と、言いたい気持ちをグッと我慢してる上司が、気の毒でした。

Bさんの場合もサポート的な事務のみで、業務量も少なく、上司もやれると判断したからこそ仕事を振っていたと思うのですが…。彼女は頑なに、「できない」で通しており、しまいには上司も諦めて何も振らなくなってしまいました。

 

Bさんには、Aさんとはまた違った事情がありました。

 

保育園からの呼び出しで早退・欠勤が多く、仕事を受ける自信がなかった

Bさんの場合、息子さんが病気がちで保育園からしょっちゅう呼び出しが掛かっていたのです。

彼女が復職したばかりの頃、「今月はまともに出勤できた日の方が少ない…」と、育休中の私に嘆きのメールを送ってきたことがありました。

 

風邪だけでなく、ノロやインフルエンザなどに必ずと言っていいほど感染し、その度にBさんは数日の休みをとらなければなりません。そんな状況下でも、育児に関しては旦那さんからは一切、協力を得られないとのこと。

 

保育園から今度いつ呼び出しがかかるか分からない…その度に、次は何日休むことになるか分からない。とにかく息子さんに関するすべてのことは、Bさんが一人でやるしかない。

 

…と、そういう状態でしたので、Bさんは「自分が確実にこなせる分だけ」しか、仕事を受けなかったのです。元々責任感の強い人だったので、「引き受けたにもかかわらず、できなかった」という事態を、何としても避けたかったのでしょう。

 

ただ、保育園からの呼び出し、欠勤が多くなることを大前提に業務量を調整しているため、常に部内では一番、仕事が少ない人でした。1週間何事も起こらなければ、かなりの余裕があることは誰の目にも明らかです。

 

でも、Bさんは常に「いつでも息子のために早退・欠勤できること」を基準に、仕事を断り続けていました。周囲がどれだけ忙しく、どれだけ大変な状態であっても、仕事を受けることから逃げ続けていました。そのために周囲からは反感を買い、上司からは戦力外と見なされてしまったのです。

 

子どもの都合で早退・欠勤するのは仕方がないことだと、みんな理解はしていました。ただ、「その分、やれる時はもうちょっと頑張ってくれてもいいんじゃないの?」というのが、周囲の正直な気持ちでした。

 

加えて、Bさんが会社で口にする話題が、当の息子さんのことばかりだったのも良くありませんでした。

 

「昨日、ケンタがこんなこと言ってたの」

「ケンタが保育園でかじられて、どうも女の子にやられたみたいなんだけど…」

「ケンタがね、ケンタがね、ケンタがね…」

 

※「ケンタ」は仮名です

ここまで話題にされなければ何とも思わないのでしょうが、あまりに頻繁に子どもの話をされるとウンザリする、と言っている同僚もいました。

その「ケンタ」のお蔭で私たちの仕事が増えてるんだよ…と言わんばかりの苦笑いで、どうにか相槌をうっている人も。Bさん自身は息子さんの話に夢中すぎて、全く気がついていない様子でしたが。

 

「正直、“お母さん”はもう要らないよ…」

 

今にもそんな声が聞こえてきそうな職場で私がとった行動については、次回、書きたいと思います。

 

続きはこちら→育休からの復職後、「戦力外」にならないために私が注意していた3つのこと

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